星から来たオッパイ

PartD (3)


 子供たちは、茫然とドアに穴が開いていくのを眺めていた。 それは彼らを守るの最後の盾、それが破られていく。

 「き、来たぁ……」

 ドアの穴をくぐっり、青白い燐光をまとった女達が入ってくる。 見た目は美しい裸の女達、しかし子供たちはそれが恐ろしい化け物であり、彼らを捕まえる

ために入って来たことを知っていた。

 「逃げろぉ」

 宿泊所の寝室は、10数人が一度に休める広さがあった。 はじかれるように逃げ出した子供たちは、女達から少しでも離れようと走り回り、ベッドを飛び越え

二段ベッドの上から下へと逃げ回る。 

 「うふふ……イキがいい子供達だこと……」

 一人の女が妖しく笑い、すっと前に進み出た。

 「可愛がってあげましょうね……さぁ……」

 女は自分の乳房に手を宛がい、軽く持ち上げ、ゆっくりと揉みしだいた。

 シュゥゥゥゥ……

 薄い桃色の乳首から、勢いよく白い乳が吹き出した。 乳は、空中で広がり白い靄の様に広がっていく。

 「ひぇ……」

 「こっ、こっちへ来るなぁ」

 それが何か子供らに判るはずもなかった。 ただ得体のしれないモノに対する恐怖から、『乳の靄』を避けようと逃げ回る。 そしてついに、一人の子供が

それに捕まった。

 「わあっ!?」

 つま先が『乳の靄』に触れた。 すると、『乳の靄』はあっという間に彼の足を這い上り、彼を包み込んでしまった。

 「あうっ!? 体が動かない……」

 『乳の靄』に包まれた子供は棒立ちになり、その場に倒れる。 それを見た他の子たちは、恐慌に駆られて『乳の靄』から逃げ回った。 しかし狭い寝室

では逃げきれるはずもなく、次々と『乳の靄』に捕まって、その場に倒れてしまった。

 「ククククッ……」

 女達は含み笑いをすると、仕留めた得物の様に子供たちを抱き上げ、衣服を脱がせてしまった。

 
 「や、やめてぇ……」

 女達の体は良い匂いがした。 抱きしめられると、柔らかな女体に自分の体が包み込まれ、女の温もりが伝わってくる。

 「だ、だまされるもんか……」

 一人が声を上げ、何とか女の腕を振りほどこうとする。

 「ほんとにイキがいい子……」

 女は含み笑いをすると、腕な力を込め、乳房で彼の頭を包み込むようにする。

 ビュク……ビュックッ、ビュクッ……

 乳首から透明な液体が迸った。 生暖かい液体がタラタラと流れ、女と抱かれている子供の体を濡らす。

 「な、何んだよ。これ……」

 「すぐわかるわ……ほら……」

 ヌルリ、ヌルリ……

 「ひぃやぁぁぁ……」

 透明な液体は彼の体に纏いつき、油のように滑った。 そして、濡れた肌はひどく敏感になり、そこに女の体を摺り寄せてくる。

 「く、くすぐったいよぉ……」

 「くすぐったいの? 敏感なのね……すぐに良くなるわよ……」

 ヌルリ、ヌルリ、ヌルリ……油のような液体で滑る子供の体が、二回りほど大きな女のに包まれ、全身で愛撫される。 最初こそくすぐったがっていた子供は

すぐに大人しくなった。 そして……

 「はぁ……なんか……へん……」

 「ほーら……気持ちよーくなってきた……」

 言いながら女はベッドの一つに子供と横たわり、その体に自分の体を摺り寄せ、その豊満な乳房で子供の体を愛撫する。 二つの乳首からは、油のよう

な液体がタラタラと流れ、子供の体をさらに包み込んでいく。

 「ふにゃぁ……」

 喘ぎ声、と言うより猫が甘えるような声を子供が上げた。

 「どうしたの?」

 「あ、あの……」

 「気持ち悪いの? じゃあやめる?」

 女が耳元で囁いた。 トロンとした目つになった子供は、女の顔を見てぶんぶんと首を横に振った。

 「やめないで……あの……もっと………して……」

 「いい子ね……」

 女は子供の頭を乳房で挟み込み、背中に手を回した。 そして体を揺すり、全身で子供の体を愛撫する。

 ヌルリ、ヌルリ、ヌルリ……

 「にゃあ……うにゃぁ……」

 「子猫みたい……もっと……もっと……気持ちよくなるわよ……」

 
 他の四人も、それぞれ別の女に捕まっていた。 その女達はを捕まえた子供に、仲間が愛撫されている様子を見せつけていた。

 「なにをしてるんだよ……」 最年長の子供が尋ねる。

 「教えてあげるわ……この乳から出る油……」

 女は自分ので乳首を弄り、手に油を取ると、油まみれの手で彼の股間を摩る。

 「ひいっ?」

 「これを塗られるともそこがとっても感じやすくなるのよ……ね?」

 そう言いながら、彼女は彼の股間を弄っている。 女の手の中で、若い男性自身がムクムクと膨らんでいく。

 「へ、変な事はやめろよ……」

 「変な事?……くふふっ……」

 含み笑いをした女が、耳元で囁く。

 「変な事……されたいんでしょ?」

 「そ、そんなこと……ない!」

 力を込めて否定して見せたが、彼の息は荒くなり、股間のモノはビクビクと脈打っている。

 「そうなんだ……でもあの子を見てごらんなさい……気持ちよさそうよ……」

 
 「ふにゃぁ……はぁ……」

 女の愛撫されるままに身をよじり、口から意味不明の喘ぎを漏らす子供。 彼の股間も固くしこり、メリメリと音を立てている。

 「あら、まだ隠れていたのね……カワイイこと……さ、出ておいでなさい……」

 女の手がぴくぴく震えるモノの先端をなぞり、中に乳の油を塗りこんだ。

 「うにゃっ!……あ、あ、あぁぁぁ……」

 メリッと音を立て、モノの先端の皮を押し広げて、中から男の証が飛び出してきた。 油にまみれヌメヌメと光るそれは、赤銅色に輝いている。

 「うわぁ……立派……ふふ、ふふふっ……」

 女は嬉しそうに笑うと、自分のおっぱいの間から覗いている子供の耳に口を近づけた。

 「さぁ……おいで……私の中に……そして私の、私たちのモノになりなさい……」

 「え……うん……」

 女の言葉の意味が判らぬまま、かれは頷いた。 女が彼のモノを掴み、自分の秘所へと導く。

 ヌルリ……

 「ひゃっ!」

 男になったばかりのモノを、柔らかな滑る肉襞が舐めた。 思わず身を縮める子供の頭を、女は優しく撫でた。

 「さぁ……」

 腰に当てがった手に力を込める。 細い腰がゆっくりとせり上がり、モノがヌメヌメと蠢く肉壺に入っていった。

 「うぁ……あ……」

 子供の声が上ずり、視線が宙をさ迷う。 肉襞が絡モノに絡みつき、甘い快感にモノが、そして彼自身が満たされていく。

 「はぁ……」

 小さな口からため息が漏れた。

 
 「あ……いれちゃった……」

 年長の彼は、その行為の意味を知っていた。 但しまだ体験したことはなかったが。

 「ふふ……みてごらんなさい……気持ちよさそうじゃない……」

 彼女の言う通りなのだろう。 女に体を預けている子は、忘我の表情で快楽に浸っているようだった。

 「私達と交わったあの子は、もう私たちのいいなり」

 「なんだって? そんな……うう……」

 女は話をしながら年長の子の体を弄っていた。 身動きできない体に、深く甘い蜜のような快感が満ちていくようだ。

 「僕たちを、奴隷にする気なのか……」

 「いいえ……もっといいこと……」

 女が耳元で囁く。

 「貴方たちは、私たちの仲間にするの……」

 「ええっ!?」

 驚きに声が上がり、一瞬意識がはっきりした。 しかし、すぐに意識に快楽の霞が掛かってくる。

 「そ、そんなこと……」

 「いや? ふふ、そうね……でも……だんだん気持ちよくなって……最後には気が変わるわよ……」

 呟くような女の声は、頭に染み込んでくるようだった。

 「だめ……ああ……でも……ああ……」

 寝室に、女達と子供たちの甘い喘ぎが満ちていった。
 
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