星から来たオッパイ

Part.A (3)


 ”ああん……”

 幼女は甘い声をあげ、パイロットの上で身もだえしている。

 「うう……」

 彼女の入り口はこれでもかというほどに狭くてきつく、パイロットのモノを咥えこんで離さない。 しかし、その奥は……

 グチャッ、グチャッ……

 幼女のつるりとした腹の中から、異様な音が聞こえてくる。 パイロットのモノが、中で肉襞に絡みつかれ、しゃぶられているのだ。

 「よせ……どけ……うう……」

 幼女を振りほどこうとするが、痺れた体には力が入らない。 それでいて、彼のモノには肉襞の感触がくっきりと伝わってくる。 いや、いつもより鋭敏に

なっているかのようだ。

 「うぁ……」

 股間がぎゅっと縮まり、心地よく痺れだした。 このままだと、この幼女の中に精を放ってしまう。 パイロットは必死でこらえる。

 「だ……めだぁ……」

 高まる快感に抗しきれなくなった。 モノが、幼女の中ではじける。

 ドクッ……ドクン、ドクン、ドクン……

 熱い精が、絶頂の快感と共に吹き上がる。 あまりの快感に、頭の中が真っ白になる。

 ドクッ、ドクッ、ドクッ……

 「いい……いい……」

 ”ああん……奥に来てるぅ……もっと……もっとぉぉ……”

 パイロットは、自分の上で身をよじって悶える幼女の姿を、ただ眺めることしかできなかった。

 「ひ、ひえ……」

 傍に倒れている若い男が、その光景に恐怖の声を上げた。 パイロットの上の幼女の腹がビクビクと震え、同時にパイロットの頬がこけていくではないか。

 「お……おいっ……しっかり……げぇ」

 パイロットがこっちを見た。 その顔はげっそりとやせ細り、目には異様な光が灯っている。

 「に、逃げろ……」 若い男が声を絞り出す。

 「あ?……」 パイロットが聞き返した。

 「はやく、逃げろ……」

 若い男が繰り返したが、パイロットは彼が何を言っているのか理解できない様子だった。

 ”もっと……きて……”

 幼女が囁き、パイロットの上で腰を動かした。

 「うぐぅ……」

 パイロットが呻き、背中を反らした。

 「ああっ……あああっ……」

 その口から呻きが、いや悦楽の喘ぎが漏れる。

 「いいっ……」

 その体を熱い快楽の衝撃が走りぬけ、次の瞬間パイロットは、幼女の体に精を捧げるだれの物体と化した。

 「ひいっ、ひいっ、ひいっ……」

 だらしなく開いた口元から愉悦の呻きを漏らし、体をヒクヒクと震わせてパイロットはもだえる。 その動きに合わせ、幼女も体をゆすってよがっている。

 ”ああん……ああっ……”

 「え……育ってる!?」

 若い男は、幼女が急速に成長しているのに気が付いた。 さっきまでわずかしかなかった胸は、はっきりとした丸みを帯びてきて、背丈も伸び、少女と

呼んでおかしくない体つきに成長している。 そして、それに反比例するように、パイロットの顔がやつれてきた。 彼の着ている防寒着も、張りがなくなっ

てきているから、彼の体も痩せ細っているに違いなかった。

 「こ、こいつ……人間の体を……吸い取っているのか!?」

 若い男があげた驚きの声は、もはやパイロットには聞こえていなかった。

 (いい……)

 パイロットはの自分の体に怒っている変化には気が付いていなかった。 ただ、少女の体から異様な心地よさが流れ込み、全身を満たしていくのだけは

判っていた。

 「ああ……」


 ”くふぅ……”

 唐突に少女は動きを止め、立ち上がった。 『クラゲ』から出てきたときより、倍近い身長になっており、だいぶ女のらしくなっている。 この『少女』が女と

呼べるなら、であるが。

 「う……」

 パイロットが呻いた。 先ほどまでの愉悦の声とは明らかに違う響きがある。

 ”ふ……”

 少女は、パイロットの胸元のジッパーを掴みんで引き下ろし、防寒着の中からパイロットを引きずり出した。

 「ひ!」

 若い男が恐怖の声を呑み込んだ。 わずかの間にその体はやせ細り、骨と皮だけになっている。 死んでしまったのか思ったが、よく見ると微かに息を

している。 まだ生きているようだ。

 ”……”

 少女は、パイロットの干物(?)をしげしげと見ていたが、何か思いついたような顔をすると、その干物を部屋の中央に引きずっていった。 そこには、

『姐さん』を呑み込んでしまった大『クラゲ』と中『クラゲ』が幾つか並んでいる。

 ”……”

 少女は、無言でパイロットの干物を中『クラゲ』に乗せた。 すると、中『クラゲ』の上が開き、パイロットの干物を呑み込んでしまった。

 「ひぃ」

 その光景に、若い男はまたも恐怖の声を上げる。 モニュモニュと音を立ててパイロットを呑み込んだ『クラゲ』は、大『クラゲ』と同じ大きさに膨れ上がった。 

ニつになった大『クラゲ』、その半透明の体のなかに、呑まれた二人の体が影絵のように浮かび上がっている。

 (あのクラゲ、まんまるに膨れて上の方に突起が出て……二つ並んでいるところをみると、巨人のオッパイみたいだ……)

 ややのんきな事を考えていると、彼に向って少女が歩いてきた。

 「く、くるな……」

 若い男は、逃げようともがいたが、痺れた体は思い通りにならない。 じたばたしているうちに、少女は若い男を捕まえ、仰向けに寝かせると、パイロットの

時と同様にズボンのジッパーを引き下ろした。

 「よ、よせ……」

 拒絶の言葉を無視し、少女は彼のズボンに手を突っ込み、彼のモノを引きずり出した。 モノは寒さと恐怖で、縮こまっている。

 ”ふ……”

 微かに少女が笑ったようだった。 彼女は若い男をまたぎ、その頭を胸に抱いた。 膨らみかけた若い果実が、彼の口元に押し付けられる。

 「ふぐっ……くそうぅ……てめぇみてぇな小娘に……」

 悪態を突く口に、薄紅色の乳首が滑り込んだ。 少女の匂いを鼻孔に感じる同時に、薄甘い乳が若い男の口を満たす。

 「ぐ……うぐっ?」

 一瞬で乳の味が濃厚な甘みへと変わり、その甘みが口腔に染み込む。

 「な、なんだぁ……ひぎぃ」

 その異様な甘さは、口から頭の中へ染み込んできた。 頭の中が、トロリとした甘さで満たされる。

 「ひ……ううっ……」

 抑えきれない欲望が沸き起こり、ボンと音を立てそうな勢いでモノがそそり立った。

 ”ふふ……”

 少女は淫靡な表情を浮かべると、愛しそうにモノを撫でた。

 「ぐっ……」

 その動きだけで、暴発しそうな快感が背筋を駆け上った。 モノに血が集まり、頭が回らない。 もどかしげにモノがプルプルと震えている。

 ”くふっ……”

 少女は含み笑いをすると、天を向いた亀頭の上に腰を下ろしてきた。 さっきパイロットを咥えこみ、その体を吸い取った魔性の淫花が、はじけそうなモノに

そっと触れる。

 ニュルン……

 一見清純そうなそれは、亀頭に触れた途端に淫らな口を開き、亀頭を咥えこんでしまった。 ヌメヌメした襞が亀頭を包み込む。

 「ぐ……」

 暴発しかけたモノが急停止する。 少女の淫花が巧みに動いて、亀頭をなだめ、支配下に置いてしまったのだ。 妖しく蠢く肉襞の感触が、若い男を

ゆっくりと引きずり込んでいく。

 「ああっ……」

 ”どう……いいでしょう……”

 「いい……すごくいい……」

 ”ふふ……いっぱい感じて……”

 ヌメヌメ……グチャグチャ……

 少女は若い男にしがみつき、腰を揺り動かす。 想像を絶する快感に、彼は翻弄された。

 「うあ……」

 睾丸が縮み上がり、快感がこみあげてくる。 しかし、少女の動きが暴発を許さない。 行き場を失った快感が、若い男の中へ逆流してきた。

 「ひっ……」

 背筋を快感が走り抜け、頭を直撃した。 体が縮み上がり、体の芯が痺れる快感で満たされる。

 「な、なんて……気持ちいい……」

 ”ふふ……いい気持ちでしょう……その気持ちよさで体が蕩けてだすわ……そうしたら、私にそれを頂戴……”

 「やる! 全部やる……ああ……あああ……」

 少女の言った通り、快感に体が蕩けていく様だ。 快感に身を委ね、恍惚となった若い男に少女が囁く。

 ”さぁ……おいで……”

 ドクリ、ドクドクドクドク……

 栓が抜けた様に精が放たれ、少女の体に吸い込まれていく。 パイロット同様、若い男の体がゆっくりとやせ細っていくが、当人にはそんなことは判らなく

なっていた。

 「いい……いいよ……」
  
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