第二十話 新しいママ

8.変わる『ボク』


 『新しいママ』の手が『ボク』を弄っている。 ムニュムニュと『ボク』のアソコが……粘土の様に形を変える。 アソコが熱く蕩け、言葉にできないほど気持ち

がいい。

 「あ……はぁ……」

 気持ちよさに声が漏れそうになり、慌てて口を閉じる。

 「どうしたの? 声を出してもいいのよ?」

 「だって……恥ずかしい……」

 「心配しないでいいのよ。 気持ちよければ声を出していいの」

 『新しいママ』が優しく囁いてくれた。

 「そうなの……あ……あぁ……」

 『新しいママ』がの手に力が入り、『ボク』を転がすように弄ぶ。 気持ちいいのが強くなり、声を抑えきれなくなった。

 「ああん……ああっ……はぁ……」

 『新しいママ』は、『ボク』の声の調子でがどう感じているのか判るらしかった。 手と指の動きで『ボク』のアソコが蕩け、とうとう漏らしそうになってしまう。

 「ママ……待って……お願い……あのね……ママが触っているところが……ジンジンして……漏らしちゃいそうなの……」

 クフフフフ……

 『新しいママ』が笑った。 楽しそうに……

 「いいのよ……漏らしても……」

 「だって……手が……ママの手が汚れちゃう……」

 「平気よ。 『ボク』はママの子でしょう? さぁ……」

 『新しいママ』はそう言うと、ボクの口に自分の唇を重ねてきた。 びっくりした『ボク』は硬直し、そして漏らしてしまう。

 ビクリ……ドクドクドクッ……

 「ふやぁぁ……」

 アソコがきゅうっと気持ちよくなり、ママの手を白く汚してしまう……

 「……?」

 何だろう? これ初めてじゃない……なんだか……

 ドクリ……ドクリ……ドクリ……

 あそこがヒクヒク震えながら、白いモノを吐きだし、『新しいママ』は手でそれをぬぐい、舌で舐めとった。

 「汚いよ……ママ……」

 気持ちいいのが、あとからあとから押し寄せ、頭がボーっとする。 何も考えられなくなり、白いモノを吐きだす自分のおちんちんをただ眺める。

 「止まんないや……あ……縮んできた……」

 『ボク』のそれは、壊れた水道みたいに白いモノをとめどなく出し続け、だんだん縮んできた。

 「そうだ……思い出してきた……昨夜も……」

 そう、昨夜も『新しいママ』に気持ちよくされて……白いモノか止まらなくなって……アソコが……

 「ああん……」

 思わず声が漏れる。 アソコが縮むほどに気持ちいいのが強くなり。 体がふわふわして柔らかくなっていく様な感じがする。

 「そうだ……思い出した……『ボク』は……女の子に……」

 「そうよ」

 『新しいママ』が背後から『ボク』を抱きしめ、耳元に囁く。

 「思い出した? 貴方はママの黒いお乳を飲んで……こうやって女の子に変わったのを……」

 『新しいママ』が『ボク』のアソコを弄った。 

 「くうっ……」

 随分小さくなったそれから、ゾクゾクした快感が伝わってくる。

 「昨夜は初めてだったし、頭が付いて行かずに忘れちゃったのね……ふふふ……」

 笑いながら、『新しいママ』の手が『ボク』を弄んだ。 小さく縮んだそれが、ビクビクビクッと震え、気持ちよさに息が漏れる。 「ふぁ……たまらない……」

 「でしょう? ほら、もうなくなってしまった」

 『新しいママ』の言う通り、白いモノを吐き出していたアレは、ママの手の下で消えてなくなってしまった。 でも、まだ終わってい。

 「くる……ああ……入ってくる……」

 足の間に、柔らかいものが入ってくるような感覚がある。 ヒクリ、ヒクリ…… それは震えながら『ボク』の中に入ってくる。

 「ふふ……判る?……男の子のモノがなくなって、今度は女の子のモノにできていくのよ……」

 『新しいママ』の声は、ひどく遠くに聞こえた。 柔らかいものが入ってくる感覚に意識が奪われ、何も考えられない。

 「あん……入ってくる……」

 「そうよ……あなたの中に、『女』が入っていくの……女の感覚が、女のモノが……」

 『新しいママ』に言われるままに、『ボク』の体が『女』に変わっていく。 足のから入ってくる柔らかな違和感は、いつしか甘い疼きに変わり、さらに『ボク』の

中へと入ってくる。

 「くぅ……ああん……」

 ヌルッ、ヌルッ……体の中に何かが入ってくる感覚。 そして、下腹に感じていた重い痺れ。 それが一つになった。

 「!」

 『ボク』の体の中で何かが弾け、頭の中が真っ白になった。 そして『ボク』は失神した。

 
 ”……ふふ……起きなさい『ボク』……”

 ママの声に、『ボク』はゆっくりと体を起こした。 首を巡らと『新しいママ』と視線が合う。

 ”気持ちよかった?”

 ’ええ……’

 『ボク』が応えた。 なんだか夢の中にいるようで、現実感がない。

 ’変んな感じ……夢を見ているみたい……’

 自分の体に視線を落とす。 足の間にあったグロテスクなものは消え、細い筋が走っている。 胸は薄く膨らんでいるが、男の子の時と変わらない。

 ’本当に……女に……’

 『ボク』は自分の足の間に触ってみる。 さっきまでの熱く蕩けた感覚が去り、感覚が鈍くなっている。 そして、自分の体が女の子になってしまったという

事実が、次第に認識されてくる。

 ”ふふ……その体では、まだまだ『女の子』ね……”

 『新しいママ』はそう言って、ボクの肩を抱き首筋に息を吹きかけた。

 ’ひゃぅ!?’

 首筋の毛が逆立ち、ゾクリとしたものが背筋を走った。

 ”女になり切っていないから、朝になると男の子に戻ってしまッとたのね……でも大丈夫よ……”

 『新しいママ』は『ボク』の頤を持ち上げ、唇を重ねる。

 ’ん……んむ……’

 唇を割って『新しいママ』の舌が『ボク』の口へと滑り込んできた。 ヌメヌメしたナメクジの様な舌が、『ボク』の口の中を這いまわる。

 ’んー……むぅ……くふぅ……’

 次第に体から力が抜け、頭の中に靄が掛かった様になっていく。

 ’くはぁ……ママ……’

 トロンとした目つきで『新しいママ』を見る『ボク』。

 ”さぁ……今度は『ボク』を『女の子』から『女』にしてあげる……どんな女よりも淫らな女の体に……”

 『新しいママ』の手が、できたばかりの『ボク』の『女の子』へと吸い付き、そこを弄り始めた。

 ’痛っ……く……あ……’

 ママの指はヒルのように『ボク』の神秘の扉に吸い付き、宝珠を優しく擦る。 それだけで、『ボク』の神秘の扉は湿り気を帯び、ゆっくりと開き始めた。

 ’あ……あぁ……’

 『ボク』の体から力が抜け、背中からベッドへと倒れ込んだ。 『新しいママ』の手は『ボク』の神秘の扉に吸い付いたままで、執拗に扉の隙間をなぞり

続けている。

 ”ほら……もう開き始めたわよ……”

 『ボク』の足の間に一瞬熱い痛みが走る。 続いて、何かが流れ出るような感触があった。

 ’何……血?……’

 痛みの感覚に、一瞬意識が戻りかけた。 しかし、『新しいママ』の愛撫から生み出される感覚が、再び『ボク』の意識を快楽の闇へと引きずり込む。

 ”大丈夫よ……ママに任せておきなさい……ほら……良くなってきたでしょう……”

 ’あ……ああ……’

 足の間から生み出される生暖かい快感に体が緩み、柔らかくなっていく。

 ”ほら……感じ始めた……”

 ’ああ……いい……いい気持ち……’

 ”さぁ……気持ちよく……してあげる……”

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