白い人魚

5:ManyMany


さらに10日が過ぎた。
姫の微振動で、全身マッサージなど受けながら、それなりに幸せな生活だった。
食生活が海産物ばかりなのが寂しかったが…
そして、
「あなた、娘達が生まれました!」
「おお、また生まれたのか…」

そして姫の後ろから、鮎ほどに成長した娘達と、生まれたばかりの娘達が束になってやってくる。
はっと、気が付いたときは遅かった。

「うひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、はははははははは…」
そして、成長した娘達は、姫には及ばないものの微振動を伝えてくる…一斉に…
ビリバリビリバリビリバリビリバリビリバリビリバリ…
「うひゃげはだはどはうひゃげはだはどは…」
生きたバイブの海に放り込まれた教授は10分間ほど悶えつづけた。

悶絶して漂う教授に、姫が擦り寄ってきて、服を脱がしていく。
すると、教授が姫に抱きつき、背骨に沿ってすーっ。
「きゃ…そ、そこは…ああーん…」
教授は、人魚は微振動できるためか、皮膚感覚が鈍いのに気がついた。
しかし、骨のすぐ上に皮膚がある部分や、腱の部分ならば…とあたりをつけていた。
肋骨の上、肘、骨盤の上などをやさしく責める。

が、責める場所が尽きて、姫につかまる。
「あなた…おいたがすぎますよ♪…おしおき♪…」
教授の物をの女性自身に収め…ヌルピリヌルピリヌルピリヌルピリ…
あっという間に硬くなる教授…しかし、
「娘達、お母様も喜ばせて差し上げなさい…」教授が命じる。
『はーい』可愛い声を上げて応じる人魚達、「あっ…これ…待ちなさい…」
姫が止める間も有らばこそ…たちまち生きたバイブとつつき責めにあう2人…
ツンツンツンツンツンツンツンツンツンツン……
ビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリ……
「どはうひゃとはぬはどはうひゃとはぬは………」
「あれあれあれあれあふぁはぁだ、だめ、あは……」
…もはや何がどうなっているのやら…

そして、2人して漂っている…
「あなた…ひどいですぅ…」「ははは、いや、私ばかりでは不公平だと…」
チュ♪…ガバッと、手馴れた様子で本番に挑む2人であった。

姫はディープキッスと、女陰のディープスロート(?)の両方で教授を責める。
負けじと、姫の背中を指でサワサワ、ツーと教授も責めるが、どうも分が悪い。
首筋から鎖骨にかけて、舌でやさしくなぞる、強く、弱く、リズムをつけて。
姫が感じると、女陰の中が愛液で満たされ、それが教授に染み透ってくる。
どう考えても勝ち目は無い。
人魚の愛液には、人を魅了する魔力がある。
興奮した姫の愛液は、教授の物に染み込み、姫の想いを直接伝えてくる。
いつしか、教授は姫の一部となり…快感をそして絶頂を共有する。
身も心も一つとなる深い…とても深い幸せな交わり…

さらに10日後
タイほどに成長した娘達と、鮎サイズ、メダカサイズの娘達の群れが…
ツンツン、ピリピリ、ビリビリ…「どひゃは、うは、では…」、

さらに10日後
カツオほどに成長した娘達と、タイサイズ、鮎サイズ、メダカサイズの娘達の群れが…
ツンツン、ピリピリ、ビリビリ、スリスリビリビリ…「だはげはどわーーー」、

さらに10日後
マグロほどに成長した娘達と、カツオサイズ、タイサイズ、鮎サイズ、メダカサイズの娘達の群れが…
ツンツン、ピリピリ、ビリビリ、スリスリビリビリ、モミモミビリビリ…「あへほげどょーーー」、

夢のような(悪夢か?)日々であった。

しかし、教授は50歳、教授がここにいられる体力の限界が刻一刻と近づきつつあった。


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