沼の娘

10:ミゲル


残されたボス以下4人の山賊達は、『カンツェーラ』達から逃げ回る。

ボスと共に落ちた部下…彼はミゲルという名だった…は、身を翻し、迫って来る娘『カンツェーラ』達めがけて泳ぎだした。
「アッ?」…素晴らしい速度ですれ違い、そのまま突っ切る。 どうやら水泳の達人だったようだ。 娘『カンツェーラ』に引けを取らない泳ぎで逃げる、逃げる。 
思わぬ展開に、娘『カンツェーラ』達が慌てて後を追う。
ザブザブ、スイスイ…必死で泳ぐミゲルは、教授達のゴムボートを目指す。 しかし正面に別の娘『カンツェーラ』が現れ、やむを得ず進路を変更する。

「がぼっ…ぐぼっ…(畜生、しつこい!…はっ)」
茶色く濁っている沼の水。 突然、ミゲルの泳ぐ場所の下が白っぽくなった。
(な、何だ!)
ザバァ…下から10m程の大『カンツェーラ』が、仰向けのまま浮いてきた。 ミゲルは『カンツェーラ』の頭に下から突き上げられる。
「お、落ちる…」『カンツェーラ』が上体を起こす…ミゲルは『カンツェーラ』の頭から顔を滑り落ちていく。 落ちまいとして、『カンツェーラ』の首にしがみついた。
「ウフ…イラッシャイ…」ニヤリと笑う『カンツェーラ』…
「ひぃ…」 ミゲルが硬直する。 『カンツェーラ』が顎でミゲルの背後を示す。
「ひ!…あぁぁ…」 振り返ったミゲルは、『カンツェーラ』の性器が開き、女陰が顕わになるのを見た。 クリトリスが無い…独身らしい。 開いた女陰に愛液が湧き上がり、トロトロの愛液の沼を形作る…

「す、滑り落ちたら…て、手が滑る…」 ミゲルは焦る…だがヌルヌルした『カンツェーラ』の体には、いつまでもつかまっている事ができない。
ヌルリ…「ひぃあぁぁぁ…」手が滑り…ヌルヌルの『カンツェーラ』の平たい胸を、フニャフニャした白い腹を滑っていく。
「あぁぁぁ…」 ヌルヌルの腹と一物が激しく摩擦する。 袋がまくれ上がり、カリが『カンツェーラ』の腹で擦れて…亀頭が気持ちよくなっていく…
(うぁ…気色いい…じゃない、お、落ちる…) 焦るミゲル。

ツルルルル、ピチャ。 ミゲルは、足先が愛液に浸ったところでやっと止まった。 摩擦で高ぶった一物は、ジンジンとした快感に染まり、行く寸前。
「こ、この…収まれ…うわわわ…や、やめろ…」 『カンツェーラ』が上体をさらに起こしていく。 ミゲルの体がジリジリと口を開けた女陰に滑っていく…
「あわわわ…」 ミゲルはもがいて、『カンツェーラ』の腹につかまろうとするとするが、手がかりの無いヌルヌルした腹を撫でまわすのみ…
「アハァ…イイワ…モット撫デテ…」 『カンツェーラ』がミゲルの愛撫を喜んでいる。
「畜生!手がかりがねえ!」 見当違いの悪態をつくミゲル。 

ドボ…「ああ、足が…」 ミゲルの足が踝の辺りまで沈む…
「まずい…いぃぃ?…」 ゾクッ、ゾクッ…愛液に浸った部分から、異様な感覚が湧き起こる…痺れるような…蕩けるような…
「う…で、出ねぇと…うぅぅ…」 足がうまく動かせない…足がかりを探しているつもりだが、つま先が『カンツェーラ』の柔らかい肉襞を引っかくだけ… 
「ハァ…」 『カンツェーラ』がミゲルの動きで体を震わせる…
「う、動くな…手がすべる!…」 ズルズル、ドポ…「うぁ…く…」 一気に腰まで愛液に沈む…男根が浸かってしまった…
ヒック…ヒク…「あ…」愛液に浸っているだけで、睾丸の中に何かが溜まってくる感覚が…
「あぁぁ…」 切なげにうめくミゲル(このまま…浸っていたい…出したい…)
「ウフフ…ヨクナッテキタデショ…ソノママ溶ケテイクノヨ…」

『カンツェーラ』の言葉で、ミゲルははっと正気にかえる。
「は、早く…上がらないと…うう…」 必死で『カンツェーラ』の腹に這い上がろうともがくミゲル…その動きはいきり立つ一物で『カンツェーラ』の膣壁を摩擦する事になる…
ヌルゥゥゥゥ…ミニュルルルルル…「柔らかい…ヌルヌル…う…はぁ…」 いつしか、ミゲルは這い上がろうとする事を忘れ、男根を『カンツェーラ』の膣に強く擦りつけている……
ドボ…ヌルゥゥゥゥゥ…ドプン…ヌルゥゥゥゥゥ…「はぁ…はぁ…(おれは…何を…うう…気持ちいい…)」 
そして『カンツェーラ』も…「アン…ハァ…何シテ…」 彼女にとってもミゲルの行動は予想外だったようだ…次第に興奮していく二人。

「変ネ…溶ケダサナイ…」「オ母様…本気デ交ワッテル…ズルイ…」
周りの娘『カンツェーラ』は様子を見ている、ミゲルと大『カンツェーラ』は二人だけの世界に入ってしまった…

「アァァァァァ…モウ我慢デキナイ…」 グニャァァァ…「うあっ!?…ひぁぁぁ…」 
突然『カンツェーラ』の女陰が閉じる、柔らかい肉がミゲルの腰を挟み込む…ミチャァァァァ、ヌチャァァァァ…淫肉が閉じミゲルは『肉の沼』に腰まで浸かった格好になる。
しかし、ミゲルも肉欲の虜になっていた…「ああ…ああ…いい…いい…」うわ言のように呟き…はまり込んだ腰をぐりぐり回し、体を上下する、淫肉の中を足でかき回す…
「あああ…足もいい…し、尻が…か、絡み付いてくる…」 ミゲルの一物には淫肉が絡みつき、ミゲルの動きに合わせ、ヌラヌラグチャグチャと一物を舐めしゃぶる…それに誘われ、ミゲルもさらに激しく『カンツェーラ』の女陰を愛する…
『カンツェーラ』の愛液で敏感になった下半身は巨大な男根のような快感を、上半身に伝え…中へ中へと誘う…
『カンツェーラ』の女陰も同じ…奥へ奥へミゲルを呑みこみもうと蠢く…ズブズブブ…ミゲルは腹、胸と呑み込まれていく…
「あぁぁ…呑まれる…呑み込まれる…乳首が…あああ、いい…」 胸まで呑まれたミゲルの乳首を、肉襞がペチャペチャ舐め回している…目を瞑って首を振り、全身で肉の沼の快感を味わう…
「ハァン…ハァ……」 『カンツェーラ』も目を閉じ指をくわえ、ミゲルの動きからくる快感に浸っている…

ズルル…ミゲルは一気に顔の辺りまで呑み込まれた…今度は、ミゲルの顔を淫肉が舐め回す…ミゲルも淫肉を舐め、甘噛みする…両腕は上に伸ばされ、万歳をしている。
「アン…オネガイ…中ヲ…ウン…」 『カンツェーラ』が熱い吐息を漏らす。 ズブッ…ミゲルの姿が消えた…手の先だけが残り、肉襞をいとおしそうに撫でまわし続ける…
『カンツェーラ』は、全身を激しく震わせ、内側でミゲルの暴れる快感に悶える…
中では、ミゲルが足で子宮をかき回し…全身を捻ったり震わせたりして懸命に『カンツェーラ』を責める…
ミゲルは全身で『カンツェーラ』を感じ、ヴァギナを責める巨大なペニスと化していた。 (あぅ…あぅ…)
「イィィィィィィィィィ!…」「うぅぅぅぅぅぅぅ!…」 同時にいった。

沼にぐったりと伸びて、荒い息を吐く『カンツェーラ』…その女性器がもそもぞ動いてミゲルが顔を出す。
「はぁはぁはぁ…」両手を『カンツェーラ』の腹に投げ出し、息をつく…
「ハァ…ステキダッタワ…貴方…」「はぁ…ああ…」「ダカラ、絶対放サナイ…」「ひっ…」
ズボッ…ミゲルが再び呑み込まれる…『カンツェーラ』の白い腹が柔らかく蠢く…モニュモニュと…
子宮の中で、ミゲルが今度こそ、人間を蕩かす魔性の愛液に浸けられ、グチャグチャに揉みしだかれている。
「アァ…イイ…サァ私ノ中デイッテ…蕩カシテアゲル…ソシテ私ノ物ニシテアゲル…」 『カンツェーラ』が心底嬉しそうに言う…
ヒクヒク蠢く腹の中から、ミゲルの最後の歓喜の声が沼に響く…「うぁぁぁぁぁ…と、蕩けるぅぅぅぅ…あぁぁぁぁぁ…いぃぃぃぃぃぃぃぃ…」

程なくして、大『カンツェーラ』の女陰からピンク色の液体が吹き上がり…周りの娘や幼『カンツェーラ』達がそれに群がる。
そして、大『カンツェーラ』の女陰にクリトリスが…
「ズット…一緒…」 満足そうに大『カンツェーラ』が呟く…

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