ライム物語

第四話 月曜日に妹が我侭を言う(9)


「ああーん…」

幼いながらも媚を含んだ声に金雄は顔を上げる。

「…わわっ!」つるんとした幼いスリットが目に入り、慌てて目を逸らした。

プロティーナのボディは八頭身になったのだが、あちこち細かな所が幼いままだ。 結果、妖しい…いや大分怪しい女になってしまている。

「お兄ちゃん…ここぉ…」プロティーナは神聖な部分を、ほっそりした手そっと示す。

「えと…そこを大人の形に…じゃないっ!ええとちゃんとした『女』に…あああっ!」どう言っても危ないセリフを口走ることになる。

「ねぇ…してぇ…」腰をゆっくりうねらすプロティーナ。

僅かに開いた大人の足の間で幼いプロティーナが『大人にしてぇ…』と…呼んでいる。

「…ええ!もう」やけくそぎみに金雄はプロティーナの股間に手を伸ばす。


ふわり… 幼い体形の時は固さの残っていた体は、触れれば沈んでしまいそうなほど柔らかい。

(うわ…ここってこんなに柔らかいのか)

実は、金雄は直に女性の『ソコ』を直接見た事が無い。 当然、女性経験も無い。 ライムとアクエリアを別にすればであるが。

ライムは緑色の上に体が小さい、アクエリアの女体は透き通っている。 よって人間の女性のもつ生々しさがない。

実際のところプロティーナの体も人間の女性に比べるとかなり違う。 しかし、金雄は写真やビデオでしか『ソレ』を見た事が無かった。


そーっと、壊れ物を扱うようにクレバスを広げる。

『プロティーナ』はピクリと震え、指がなぞるままに『蕾』から『花』に形を変えていく。

(うわ…女性の神秘…) 慎重に指を中に入れて、ゆっくりとなぞり、つまみ、そっとひっぱる。

「あん…お兄ちゃん…そこ…そこを…ぁん…」プロティーナが喘ぎ、焦った金雄は爪を立ててしまった「痛っ!痛いの…」

「ご、ごめん」

「爪を立てないで欲しいの… そうだ!舌でして欲しいのぉ」

「し、舌で!?」

プロティーナは頷いて、金雄の顔を手で挟んでそっと股間に導く。

「え…えいもう!」(なるようになれだ!)

開きかけた『蕾』をそっと舐める。

ピクンと花びらが震え、舌にからみつき、そして名残惜しそうに離れていく。

ンチュ… クチュ… 卑猥な音を立てながら金雄は舌を丹念に動かし、プロティーナの『ソコ』を女の形に整えることに専念する。

「ふみゅぅ…ふぁ…あふぅぅ…」 プロティーナが甘い声を上げて悶え、その花びらは金雄の舌に導かれるままに、妖しい形を覚えながら踊

り狂う。

金雄は眼前の光景に見とれ、つい舌が止まった。

はっとして首を振る金雄。

(…い…いかんいかん!邪念を捨てて『整形』に専念するんだ!) 

熱心に舌を使い『プロティーナ』を『整形』する金雄、そこには邪念以外の何もないと思うのだが…


鶴元組長は元『鶴組員ズ』によってアパート『コーポ・コポ』に運ばれて意識を取り戻した。

「あでででで…」盛大にわめく鶴元組長。

そんな彼に対して、マダム・ブラックは冷淡に『鶴組員ズ』への指示を命じ、恵布六郎以外の五名がアクエリアと共にプロティーナ捜索に

向かった。

その頃プロティーナは…


「あん…そう…」指を噛むプロティーナ。

「こう…もうちょっと大きいほうが…」

金雄は『胸』に取り掛かっていた。 ベッドに横たわるプロティーナに覆いかぶさり、おっぱいをゆっくり揉んでいる。

金雄の好みが反映され、プロティーナの胸はCからDに、揉めば揉むほど大きくなっていく。

ふにゅぅぅぅ… しっかりとした形がありながら、極上のプリンより柔らかい乳房はこの世の物とは思えぬ手触りだ。

ちょっと握ると、指の間から溢れてきそうに柔らかい双丘を、金雄は苦労して整えていく。

「うわ…手に吸い付いて来る?」プロティーナが興奮してきたのか、乳房が指に吸い付いて、剥がすのに苦労する。

「お兄ちゃん…」潤んだ目でプロティーナが金雄を見上げる。

「プロティーナちゃん?」

プロティーナが金雄のズボンに『女』を摺り寄せてきた。

「ちよ、ちょっと?」

「はぁ…あん…」甘ったるい声で喘ぐプロティーナ。

「こりゃいけない、いっちゃってる…え?」

プロティーナが腰を擦り付けただけで、ズボンのベルトが外れ、次の一擦りでズボンが脱げる。

「な!?」

金雄が事態を理解する間もなく、張り詰めたイチモツが飛び出し、プロティーナの下腹を叩き、次の瞬間には亀頭が何の抵抗も無く潜り

込む。

「へ…う…」

僅かな温もりを先端に感じ、痺れるような甘い感触がぬったりと纏いつく。

「あ…」金雄は、自分のイチモツががちがちに固くなっていた事に気が付いた。 そして、先端に感じるその甘い感触を股間が欲している

ことに。

「駄目…ああ…」

膝から力が抜け、プロティーナに覆いかぶさる金雄。

さっきまで彼が揉みあげていた乳房が金雄を受け止めながら、器用に上着を捲り上げて金雄の胸に吸い付く。

そして、固くなっていたイチモツ全てがプロティーナのお腹に着地し、そこに吸い込まれた。

「あぁ…ぁぁ…」

クリームのように柔らかにプロティーナの体の中、金雄のイチモツそこに溶け込んでいまい、ゆっくりとかき混ぜられているようだ。

とろーり…とろーり… 

甘いクリームは次第に濃く…甘く…とっても甘くなって…腰の辺りから金雄の体に染み込んでくる…

「ふにゃゃ…お兄ちゃんの…固いのぉぉぉ」

「ぁぁ…プロティーナちゃん…柔らかくて…」

不自然な姿勢で重なり合ったまま、二人の体はピクリ、ピクリと不定期に震える。

「う…ぁ…」

いついったのか判らぬまま…金雄は幸せな感覚で満たされた。

ヒックン… プル… 大きく震えた金雄とプロティーナ。

「はにゃ…お兄ちゃんの心が見える…はれ…お兄ちゃんの中に…ライムお姉ちゃんが見える?」

プロティーナは首をかしげたが、まだ『整形』が終わっていない事を思い出し、続きをねだる。

「おにいちゃん…最後までして欲しいの」

「はぁぃ…もっときれいきれいにしようねぇ…」

夢見心地で金雄は服を脱ぎ、プロティーナと体を重ねて鎖骨の辺りに舌を這わせる。

「ふみぃ…」

プロティーナは金雄にの体に腕や足を絡める。 ありえない形にしなった細い手や足は金雄に巻きつき、愛しげに金雄を這いずる。

「あぁぁ…それ…すごくいいよ…」

喘ぎながらも、金雄はプロティーナを整形する舌を止めない。


ミッ? ミギギギ…(なに?…なんとなくいらいらする…)

「どうしたの?ライムちゃん」信号待ちをしていた十文字は、肩の上のライムの様子がおかしいのに気が付いた。

ミッ ライムはなんでもないと言うように首をふって道路の向こうを指差した。

十文字がそちららを見ると…「あっ、いた!」

横断歩道の反対側にアクエリアと『鶴組員ズ』が立っていた。

【<<】【>>】


【ライム物語:目次】

【小説の部屋:トップ】