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25.決戦−2 『組長グリーン』 VS 巨大『スライム』女


「ねぇ〜コーモリ女ちゃん♪」ミスティが悪戯っぽく笑いながら、右手をエミの股間のそっと這わせた。

ひゃん!… 再び声を上げ、身を縮めるエミ。

「ちょっと!何を…え?なに?」抗議するエミに、巨大『スライム』女を指し示すミスティ。

巨大『スライム』も身を縮めている、エミと同じように。 

「これは…」

「うっふ♪感じるところもリンクしてるんだ♪」そう言って、ミスティはエミの背後から抱きついてエミ自身を撫で上げた。

「ひゃぁ!ちょっ…いやん…」エミ身をよじって逃げようとするが、思うように体が動かない。

その場に崩れ落ち、ベランダの手摺を背に座り込んでしまった…巨大『スライム』女と同じ格好で。


「ちょっと…いやん…どうするのよ」

荒い息をつくエミの前にミスティがしゃがみ込んだ。

「こうするの♪」

ピンク色の人差し指が、エミの花弁をそっと撫でる…ゆっくり…上下に…

ん… ため息を漏らすエミ。 ミスティの指は微妙に振るえ、花弁に甘い疼きを呼び起こす。 腰の奥で熱い欲望が

目を覚まし、秘所が獲物を求めてゆったりと蠢く。 そして…


ビ…チャリ… ムムッ?… 巨大『スライム』女の秘所がエミのそれと同じように震え『組長グリーン』の注意を引く。 

ひどく淫らに…見るものを誘うように。 それはサキュバス・エミの動きそのもの。


「そうか…」背後の巨大『スライム』女をチラリと見やってエミが呟く。

「そうそう、理屈はい〜らないっと♪あたし達はこれで勝負♪」

「だったら自分でやるから…あうっ!」ミスティがエミの真珠を舌で突ついた。

「まーかせて♪『操縦機』は黙ってなさい♪」

「そ…『操縦機』…」情けない声を上げるエミだった。


アッ…アッ?… 悩ましげな声を上げる緑色の唇。 疼く…疼く… 

ゆったりと蠢く5つ頭の大蛇は、住処を捜しているかのように緑の洞穴の辺りをソロリソロリと這いずる。

… 『組長グリーン』の目玉は大きく見開かれ、知らず知らずのうちに緑の蛇の達の行方を追っている。 そして、彼を

待ち焦がれている秘所が視界に…

アア…アアア… 切ない声を上げ互いを舐めあうゼリーのカーテン、それがじりっ、じりっと大きくなる。 彼が一歩、

また一歩と前に出ている為なのだが、それに気がついているのかどうか。


ミスティは、エミの肩越しに『組長グリーン』の動きを確かめつつ、細い指で『操縦機・エミ』の入り口だけを執拗に上下する。

 「あ…あぁぁ…」


ア…アゥゥ… 誘うようにヒクヒクと揺れるゼリーのカーテン…太い指が誘われるままに触れる。 

ヒクッ! 驚いたように縮み上がる『カーテン』…がすぐに揺れながら彼の腕に伸びて来る。

ピトピト…ペタペタ…ヌラヌラ… 指に触れ、手の甲を舐め、そして腕に絡みつく…

ヌヘッ… 相好を崩して、柔壁を撫で回す『組長グリーン』 ビラビラに顔を嘗め回され、お返しとばかりに顔を突き出し

ズブリと裂け目に突っ込む…


「あん…は…入って…クウッ…」ミスティがエミの中に小指の先を突きいれ軽く回す。 トロトロとした液体がミスティの

指を濡らす…


ドック…      濃い木の香りのする微かに緑色をした液体が、洞の奥を隠す緑のカーテンを…そして『組長グリーン』を

月影に映えさせる。

ヌッチ…ヌチャ…  その向こうに誰かが隠れているかのように舞い踊る二枚の陰唇。 それに戯れる『組長グリーン』の

体を包み隠してゆく。

ニュルリ… オッ… 突如『ヘチマ』が滑る感触に包まれた。 視線を落とせば、太い『ヘチマ』を愛しげに撫でる緑の柔襞… 

ニュル…ニュル…  控えめに…それでいて余す事無く『ヘチマ』に絡みつき、ヌメヌメとした感触で魂をくるんでいく。

ウヌッ…      己が力を誇示しようと言うのか、腰を突き入れる動きを見せる『組長グリーン』。 『ヘチマ』は抵抗を

受ける事無く奥に吸い込まれる。

ヌルリ…ニュルリ… 無数の舌が絡みつき、嘗め回される感触。

ズ…ズクンッ…   熱い塊が『魂の袋』を疼かせ、『ヘチマ』の芯を突き上げる… しかし…

ダメヨ…マダ…   たしなめる様に、触手とも肉襞ともつかないものが『ヘチマ』を優しく捕まえる。

ニュル…ニュル…  滑り擽るそれらはひやりとした感触で『組長グリーン』の熱を奪う。

アゥッ…アウッ…  冷たく愛撫する女陰に体を預けたまま、動物のような声を上げ『組長グリーン』は動かなくなった

…そして


ミスティは、エミの肩越しにちらりと『組長グリーン』の位置を確認し、指を細かく動かしてエミを刺激する。 

「ア…アゥ…」それに応え、ミスティの指に絡みついて中へ引きずり込もうとするエミの女陰… 獲物を蜜で誘い、奥へ

引きずり込む食虫花のように…


ヌラァ…ヌチャァ… 滑りのたうつ緑のビラビラは『組長グリーン』包み込み、頭だけを残して体を女陰に引きずり込んで

ヒクヒクとしゃぶりはじめた。

ウヘッ…グヘッ…  唸り声に愉悦の色を滲ませながら、『組長グリーン』は緑色の巨大な女陰にはまり込んで全身を

震わせた。

デ…デルッ!…ウァァッ!?… ビュ…ビュクビュクビュク!… 『ヘチマ』が盛大に緑色の粘液…『杉の精気』を吐き

出した。

アッ…アツイ…アァァァ… 巨大『スライム』女は極めの声を上げ、半透明の女体が反応する。

『杉の精気』を吸い、快感に激しく震えるゼラチン。 そして、お礼とばかりに『組長グリーン』を捕らえたままビクビク震える。

ヒィ…ヒィ…ヒィィィィ… 一際大きく叫び『組長グリーン』は気絶した。 同時に『ヘチマ』も放出を止める。

イィィィ… 巨大『スライム』女は次第に声を細め、やがて静かになった。 余韻に浸っているのか、フルフルと細かく震える。


「アッ?…アン…」巨大『スライム』女と同時にエミもくたりと倒れた。  

「あり?」ミスティがエミの顔を覗き込んだ。 うっすらと汗をかいた顔は上気して満足気だ。

「…あっちがいって…こっちも感じて…逆流したかなぁ?…」


「うう…わ…わしは?」巨大『スライム』女が動きを止めるのと入れ違いに『組長グリーン』が目を覚ました。

どうやらまとも…いや、正気に戻ったようだ。 もっとも体は緑色のままだが。

「…な…なんじゃ!…こ、これは!?」目をむいて叫ぶ鶴組長。 首から下が緑色のゼリーに埋まっていることに気が

ついたようだ。

「ぐ…くそ…出せ…」あせってじたばたともがく鶴組長。 しかし、緑の女体を無意味にフルフル震えさせるのみ。 

フルフル…プルプル…ブルブルブル… 段々震え方が大きくなってきた。 

そして、巨大『スライム』女が赤い目を開く。

…モットォ… ボソリと呟き腰を揺する。


突然エミが、かっと目を見開く。

「う…ウゥ…モット…モットォォォォ!」 モット…モットォォォォ… エミと巨大『スライム』女が同時に叫ぶ。

「あ…やっぱ逆流してる…えーと…感じるツボはと」ミスティは、すばやくエミを背後から抱き締め、胸と秘所を撫で

ながら首筋に舌を這わす。

「アゥゥ…イイ…イイノォォ」エミはくねくねと体を動かして、ミスティの愛撫に酔いしれる。

ビク…ビクン… 巨大『スライム』女の秘所が再びエミの動きにシンクロする。


「ひっ!…の…呑まれる!」じたばた動いて逃げ出そうとする鶴組長。 しかし、緑色の秘肉はヌッタリと吸い付き離して

くれない。

(くう…は…い…) ヌラ…ヌラァ… 腰を、腹を、胸を、そして首まで舐める陰唇の感触… 鶴組長の全身を余す事無く

嘗め尽くそうとする。

(ひ…ええ…ち…力が…ぬ…抜けるぅぅ) ヌラヌラした感じを味わっていると、どんどん力が入らなくなっていく。 

抵抗が弱まった足や腰に肉襞や繊毛のようなものが絡みつき、ニュルニュル、ネバネバとした愛撫を始めた。

「ほぇぇ…」 腰から下が蕩け、ゼリーになってしまったかのようだ…蜜のように甘いゼリーに。

一瞬呆けてしまい、抵抗を忘れた。 その隙をついて巨大『スライム』女の秘所は獲物を一気に引きずり込む。

ズッ…ニュルルルル… 「はにゃゃゃゃゃ!…ぼっ…」間の抜けた声を残し、鶴組長は巨大『スライム』女の奥の奥に

呑み込まれた。


「まっ!…へー…」ミスティが感心する。 半透明の巨大『スライム』女のお腹を透かして、子宮の中で触手とも襞とも

つかないものに弄ばれる鶴組長の姿が見える。

ミスティはそれを見ながら、細い指でえエミのお腹と秘所を弄りながら、エミに囁く。

「ほーら…捕まえたわよ…感じるでしょう?」

「アッ…アアッ…ウフ…ウフフ…ぴくぴく動イテル…」宙を見つめたまま呟くエミ。

「もっと良くしてあげないと…ねぇ…」ミスティの唇が笑みの形を取る。


鶴組長はもがき…喜んでいた。 (ひぃ…ええ…ええけど…し…しんで…あへぇ…)

全身をあまねく包む緑のゼリー…それは鶴組長の体を『快感』という名の消化液で蕩かしていく。

(こ…こりゃ…エ…エミの…アソコ…そっくり)慄然とする組長。 ついさっきそこで搾り取られたばっかりだったのだから… 

しかも今度は全身で…

ヌラ…ヌラヌラヌラ…優しく絡みつく淫襞はエミの中その物の動きを持って組長を翻弄する。

(ひゃ…ひゃめてぇ…く…くすぐったい…) 体をすみからすみまでしゃぶられている為、かえっていく事が出来ない

鶴組長。 すると、そっくり返った『ヘチマ』に絡みついた肉襞が上下に蠕動しだした。

(ひ…ええ…ああ…)頭がボーッとしたきた。 陰嚢が蕩けきったものを蓄え、男根の中をジーンと痺れさせていく… 

そして、亀頭が息づきだす感覚。

(ひゃっく…あへ…)キテェ…ダシテェ… 甘えるような声が響くと、鶴組長は素直に従う。

ヒック…ヒックヒックヒック… ゆっくりと脈打ちながら再び『杉の精気』を放ち出す『ヘチマ』… それは巨大『スライム』女に

とっては、甘い蜜の味…

ヒニャァァ…甘えるような声を上げ、そしてゆっくりと腰を振って、中の鶴組長を赤子のように揺する。

モット…モット… 

「あ…ああぁぁ…」どんぐり眼をトローンと曇らせた鶴組長は、巨大『スライム』女の『愛情』に身も心酔いしれ…妖しい

ゼリーの揺りかごの中でトロトロトロトロと緑の粘液を流し続ける。

その体が、次第に緑色から肌色に戻っていく。


「おーし!もうちょっと頑張って『操縦機』ちゃん♪」

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