ミルク

7.お礼


樵は水際に手をついて体を立て直す。 ブルンと頭をふって女の子をたしなめる。
「大人をからかうもんじゃねぇ…お?」
女の子と視線が合い…樵が目を丸くする。
沼の泥落とした女の子は、裸の胸を腕で隠して横座りている。
その体が…白い。
(…こんななまっ白い女の子は見たことがネェ…北にゃぁ色の薄い奴らもいると?…お…目が…)
樵は女の子の目に瞳が無いことに気がついた。 しかし、目が見えない様子ではない。
「お…おめぇ…人じゃなかったのけ?」 樵は微かに引く。

「ンー…ウン…」 こくりと女の子が可愛らしい仕草で頷く。 それを見て樵は警戒心を解いた。
「どっから来た?」
「遠クカラ…沼ニハマッテ困ッテタノ…」
「そうけぇ。 まぁ、なんにしても良かった。 んじゃおらぁ行くで…?」
女の子は、すっと腕を広げる…プルン…隠されていた白い果実が露になり震えた。
樵が目を剥く。女の子の体は人ならば10歳かそこら…だがその胸には樵のこぶしに余るほどの大きな乳が…
しばし見とれて我に返る。
「こ、ひら。 女の子はもっと慎みを持って…」
「アタシ、人ジャナイ。 ソレニ子供デモナイ…」
そう言うと、すっと立ち上がり樵に近づいてくる。
プル…プル…一足ごとに胸がゆれ、ついそこに目が行く。

女の子は樵の腰にそっと抱きついてきた。 頭を樵の逞しい腹に埋める。
「おい?」
「オ礼…」
そう言って女の子は、体を小さく縦に動かし樵の下半身に裸の体を擦り付ける。
ム…ルッ…ム…ルッ…女の子の胸が樵の下半身を滑り踊る。
森の下生えにから足を守る為、樵は足腰に皮のズボンをはいていた。 それでも、隠された敏感な部分が柔らかい刺激を拾い上げ…
ムクッ…ヒクッ…ヒクッ…ゆっくりとズボンが膨らんでいく。

ギュ…(うっ…)
あっけに取られて、女の子…いや子供でないのなら娘と呼ぶべきだろうか…にされるがままになっていた樵は、股間の物に加わる圧力にようやく自分を取り戻す。
「おい、やめ…?」 
樵は娘を止めようとして、それに気がついた。
フワリッ…樵の鼻腔に甘い香りが満ちる…娘の体から立ち上るこの香りは…(ミルク?…)
その甘い香りはゆるゆると娘の体から立ち上り、樵の体に纏わりつく…
(ええ香りだ…) 心が穏やかになっていくような、懐かしいような香りに、樵の動きが止まった。

ム…ルッ…ム…ルッ…スルッ…
ふいに股間が涼しくなった。
気がつけば、娘は器用に樵のイチモツを皮ズボンの隙間から取り出していた。
白く細い指が、逞しく脈打つイチモツに絡みつく。 娘はうっとりとそれを眺め、いとおしげにほお擦りする。
(わっ!!)
ピククッ…ピククッ…樵の体が正直に反応する。
樵は娘を止めようと頭に手をかける。 しかし…
「ウフフ…熱イ…冷ヤシテアゲル…」
スルリッ…フニュゥゥゥ…
「おお?…」
樵が娘を引き剥がすより先に娘の双丘が、樵の命の棒を挟み込んだ…
娘の言うとおり、彼女の体は冷たい…夏の木陰ようなだ。
(ああ…ええ…)ヒヤリとした感触が熱い肉棒に心地よい。

「サァ…ヨクナッテ…」娘は乳房を両手で押さえ、樵自身をくわえ込んだままこね始めた。
ム…ムニュン…ムニュン…ムニュン…
柔らかく、吸い付くような感触が樵の男根を余すことなく包み込み…甘く揉み解す…
「おぅ…おお…」樵の口から吐息が漏れる。
両手が、無意味に宙をさ迷い…娘の両肩に居場所を見つけた。
「ウフン…イイノ?」
「ぅぅ…」
娘の乳と、己がイチモツが一つに溶け合いこね回されるような感触に言葉がみつからない。
ニュムン…ニュムン…ニュムン…妖しい響きが頭の中で反響する…
耐え切れなくなったかの様にこげ茶色の亀頭が白い割れ目からつりると飛び出した。
「アハ…カワイイ…」娘はそう言うって、亀頭に口付ける。
チュ…アムッ…チュルー…白い唇が亀頭の先端に着地し、ふもとまでゆっくりと広がって全てを呑み込む。 そして…
ペチャペチャ…ニュルニュル…
白い舌と唇が、樵の魂を優しく嘗め回す。 勢い余って唇から飛び出せば、白い果実が呑み込み揉み解す。
ニュム…キュゥ…キュン…キュン…
樵の体が細かく震える。 娘の乳に包まれた樵の陰嚢が、溜まりに溜まった欲望のミルクを吐き出したがっている…
「!…!…で…うう…い…いかん」僅かに残った理性が、娘の口を汚すことを拒む。 すると。
「アプゥッ…イイノ…出シテ…」
娘はが言うと、樵のイチモツは彼女に言われるまま全てを吐き出す。
ビュクッ…ビュル…ビュル…ビュル…ビュル…ビュ…ビュ…
娘の胸を激しく震わせつつ、樵の男根は欲望にのたうつ。 娘はそれを口で捕らえ…欲望のミルクを余すことなく呑み込んでいく…
ジュルジュルジュル…チュゥゥゥゥ…
一滴残らず吸い取ろうかというような激しい吸引に、樵の腰が振るえる。

チュルン…トスッ…
娘が樵を解放すると、彼はその場に崩れるように座った。 男根がさらけ出されたままだがそれどころではない。
「はへっ…はへっ…はへっ…こんな…凄い…」
息を整えていると、娘がまた抱きついてくる…
「おお…礼はもう十分…?」
フニフニ…娘は樵の顔に胸を擦り付けてきた。
「ムップ…よさねえ…かぁ…」
またあの香り…甘いミルクの香りが強くなってきた。
「ネェ…吸ッテ…」「なに?」
「オジチャマノ『みるく』ヲアタシガ呑ンダ…今度ハオジチャマ…」そう言って、娘は乳の谷間に男の顔を挟み…
ムニ…ムニ…そっと揉む…
「ぶっ…む…」
むせ返るほどのミルクの香り…そして…
(吸いたい…?…なに?…吸いたい…)沸き起こる不可思議な欲望…
「サァ…」娘が樵に白い果実を差し出す…白い娘の中でそこだけが赤い乳首がツンとたって樵の目を射る。
フラフラと樵は娘の乳首に口付ける…
チュ…チュチュ…ほのかに甘い味が口に広がる…
(ほ…はぁ…ああ…)なんとも言えぬ幸せな気持ち…
「モット…モット…」娘に促されるまま、樵は乳を吸う…トロトロとしたそれは甘く…頭にしみこむ様だ…

ヒクッ…ヒクッ…
樵のイチモツが再び固くそそり立ち…娘のお尻をピタピタ叩く…
「ウフ…シタイノ…『みるく』ヲ出シタイノネ…」
「ああ…出したい…全部…」樵はうわごとの様に言う。
「イイワ…ダサセテアゲル」

娘は樵から離れ、彼の体を地面に横たえる。
宙を見つめる樵の腹に跨り、ヒクヒク暴れる男根を捕らえた。
秘裂を指で開き、こげ茶色の亀頭を白い秘所に導く。
ペ…チュゥゥゥ…「う…うう…」「アゥッ…」
娘の女陰は別の生き物のように亀頭に吸い付き…それを吸った…
ズッ…ズズッ…「うう…ううう…」「ヒッ…太イ…アア…」
娘の意思とは関係なく、白い女陰は男根を奥へ奥へと誘い…ついに根元まで呑み込んでしまった。
ズクン…ズクン…ズクン…「うう…うう…」「アゥ…熱イ…」
二人はそのまま動きを止めた。
脈打つ男根の動きを味わうかのように…

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