紫陽花

4.初体験


言われるままに、マットに横になるヨシミツ。

その視線は宙を彷徨い、体はローションでテラテラと光り、マットの上で快感に震えている…

そして、彼の男根は激しくそそりたって、ビクッ、ビクッと痙攣しアロマを呼ぶ…

アロマはヨシミツのイチモツを、なだめるように撫でる…亀頭が、甘えるように手にまとわりつく。

「…ア…」ヨシミツは何か言おうとするが…アロマがチュゥと乳首を吸い上げると…

「ひうっ…」ビクン…乳首が射精したかと思った…全身が性器になったようで思考がままならない…

アロマが妖しく微笑み、ヌラリヌラリと大きく胸や腹を撫でる…それに操られるように悶え、喜ぶヨシミツの体…

「十分ね…あなたは私の『男』…」


アロマはヨシミツに跨る…

アロマの女陰からトロトロと愛液が流れ…ヨシミツの男根を包み込む…

ビクッ…男根が跳ね起き…アロマの陰花に亀頭が擦り寄る…

フニュ…柔らかな肉の花びらは亀頭を抱きとめ…ニチャニチャ…音を立てて捕らえた獲物をしゃぶり始めた…

「あぁぁ!…あ…あ…」ヨシミツの口から愉悦の呻き声が漏れる…

タラ…ビチャ…タラ…ビチャ…

アロマの女陰から、おびただしい愛液が溢れ…ヨシミツの竿を伝って流れ落ち、男性器を包み込み、股間を流れ、腰

全体を濡らしていく…

その有様は、異形の昆虫の口が涎をたらしているようにも見える…


アロマの女陰は、ヨシミツ自身を咀嚼するようにクチャクチャ音を立てながら、亀頭を…陰茎を…呑みこんでいく…

(…柔らかい…女の人…中に…)

グチュュ…

濡れた音を響かせ、アロマとヨシミツの腰が密着する…

ジュップ、ジュップ…アロマが腰を揺すると…柔らかな肉襞が、ヨシミツの腰に粘る液体を塗り広げる…

「あぅ…あん…ああぁぁぁ…」

敏感な男の魂…それが妖しい女の蜜の壷にズッポリと呑み込まれ…柔らかく咀嚼され…さらに奥に誘われる

「どう…」

「たまらない…アロマ…もっと…もっと…」

「ええ…いらっしゃい…奥まで…もっと奥まで…」

ジュプ…ズズ…アロマが荒い息を吐きながら…腰を揺する…揺する…

「う…いくぅ!…」

ジュ…ジュルルルルルルル…何か重々しくドロリとしたものが、鈴口を激しく刺激しながらアロマの奥に注がれる…

「あぁ…いっちゃった…」だが…ヨシミツのイチモツは、アロマの中ではち切れんばかり…

「いくらでも…いって…もっと出したいでしょう?…」

「うん…」

アロマの言うとおり…陰嚢の中にドロドロしたものが次々に溜まっていく…溜まると気持ちいい…出すともっといい…

「あぁ…でるぅ…」

ドボリ…ドボリ…ドボリ…

「はぁ…素敵よ…」アロマも喜び、トロトロと愛液を流す…ヨシミツの腹の上を、滑る液体が覆い…さらに胸まで…

そしてアロマが腰を深く押し付けてくる…

「もう私の物…さあ全部出して…あなたの全てを…」


トントン…『アロマ…』静かな声が扉の向こうから聞こえた。

アロマは妖しく濡れた顔をドアに向け、とがった声を出す。

「…静姉?…何よ、今…いくら静姉でも邪魔しないで…」

『御免なさい…でもお願い…最後までいくのは少し待って…お話があるの…』


アロマはしぶしぶヨシミツから降りる。

ヨシミツは、アロマを捕まえようと身じろぎするが、全身が蕩けているようで力が入らない。

アロマは、マットに座りなおし、ヨシミツを抱き上げヌラヌラ濡れて光る手で男性器を優しく包み込みクニクニと揉み始め

た…

「はぁ…」ヨシミツは吐息を漏らし、アロマに身を任せ大人しくなる…


アロマはドアの向こうに声を掛けた。

「それで何?…」

『マリア姉様が落ち込んでるの…』

「?…もう一人に逃げられたから?…でも、他のを捕まえて…」

『泣いてるの…』

「え?…ひょっとして、本気だったの?…」

『マリア姉様は情が深いから…』

「…マリア姉様の泣き顔は見たくないし…『夜這い』を勧めたらどうかしら…」

『…それが出来るなら、逃がしたりはしないわ…』

「…そうね…」

『それで、その子に彼を連れて来て貰いたいの…』

アロマはようやく納得いったという顔で、ヨシミツを見た。

うっとりとした顔で、アロマの胸に顔を埋め、アロマの愛撫にされるがままになっている…何も聞こえていないようだ。

「このままじゃ帰せないわね…ごめんなさい…今日はここまでよ」

そう言ってアロマはヨシミツを優しく引き剥がし、バスタブに湯を溜め始めた。


「そんな、ユウジあいつが勝手に帰ったんじゃないか…それにどう言って誘えばいいんだよ…」

アロマと静が話して10数分。 アロマはヨシミツを風呂にいれてから、冷たいシャワーを浴びせた。

ヨシミツは正気を取り戻したが、文句たらたらである。


ちなみにまだ二人は裸でベッドに腰掛て、静もドアの向こうにいた。

その静がドア越しに、ヨシミツに懇願する。

『本当に御免なさい…でも貴方の助けがいるの…お願い、あの方を連れて来て…』

「うー…やっぱりやだ!…あいつ結構頑固なんだよ。 何が気に触ったのか知らないけど、あの様子じゃ説得するの

は無理だよ」

ヨシミツも意地になっている。

静は改めてマリアの事を話して協力を求めたのだが、マリアがユウジに惚れたらしいうというのを聞かされ、嫉妬して

しまったようだ。


静はひとつため息を吐き、他の誰かに声を掛けた。

『イルマ、真紀と真美を呼んできて。』

「?」ヨシミツは首を傾げた。

(…確か表で会ったあの女の子達…呼んでどうするんだ?…10歳ぐらいだったけど…泣き落とし?)


トタトタトタ…小さく足音がして、『静姉様』『何?なーに?』

可愛らしく、騒がしい声が二つ。

『二人とも、マリア姉様の役に立って欲しいの。』

『うん』『真美頑張る!』

『いい子ね…じゃあ服を脱いで…』

「何ぃ!…」流石に慌てるヨシミツ…(いくらなんでもそれはまずい!…)

逃げ出そうとするが、アロマに羽交い絞めにされる…

「あ、アロマさん!…放して!…」

「心配しないで…いいことしてあげるだけだから…」

「それはまずい!…合意でも!…」

バタバタ暴れるが、アロマのしっとりとした肌は、ピタリと張り付き、引き離すことができない。 


程なくして、パタンと扉が開く。

「お待たせ!」「お兄ちゃん!今から真美たちの必殺技をお見舞いするから!」

元気に入ってくる、金髪の裸の幼女二人…

「こ、こらやめろ!…し、静さんまで…」

二人に続いて、着物姿の静が入って来る。


静の澄ました顔を見て、ヨシミツは赤くなり前を隠す。

その隙に、真紀、真美はヨシミツに左右から抱きつく。

「こ、こら…何を…あ?…」

静が、ヨシミツの顔を覗き込む…つられて静の目を見るヨシミツ。

青い瞳…その色が深くなる…引き込まれるようだ…目が離せない。

「静…さん…何を…」

「あなたを…『洗脳』します…」

静が宣告した。


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