教会[シスター]

7.お口で愛してあげる


翌日…リズはいつもと変わらなかった…ファーザーには信じられなかった…昨夜の事は夢?…
「リズ…」
「なんですか…ファーザ…」
「いや…何でもない…」…そう何でもない…いつものリズだ…
だが、いつものリズである事自体おかしいのだ、わずか1日前にふられた男に普通に接することのできる人間は殆どいない…

そして…夜…
”りず…ドウダッタ?…”『リズ』が夢に現れる…
”やったわ!…ファーザーが素敵だって…”うれしそうなリズ…
”素晴ラシイワヨ…今夜ハ…男ノモノヲ…舐メテ喜バセル方法ヲ教エテアゲル…”
”なんですって…あんな汚いものを…”とたんにげんなりするリズ…ひどいいいようである…
”りず…アレヲアナタノモノニ入レルノヨ…汚イナンテイッタラ…ふぁーざーガ傷ツクワ…”
”……”
”ソレニ…”
”それに?…”
”ふぁーざーノモノハアナタガヲ愛スルタメニアルノヨ…”『リズ』の瞳が魔性の光を宿す…
”私を…愛する為のもの…”…焦点の合わない目…リズが呟くように繰り返す…
”愛シイ…トテモ愛シイ…絶対ニ…他ノ女ニ渡シテハイケナイモノ…”
”渡さない…渡すものですか…あれは…私のよ…”…リズの「女」に火がつく…

”ヨクデキマシタ…”
”あ…あれ?…”正気に戻るリズ…
”ソレジャ…ミテイテ…”『リズ』が裸になる…自分の股間…クリトリスをいじる…
”フ…ハ…”
『リズ』のクリトリスが伸びる…膨らむ…男根に似た突起となる…外陰部が膨らみ睾丸の形を擬す…
”りず…”
リズがうなづく…
『リズ』のそれにおずおず近づき…舌を出して…竿の中ほどをつつく…ピクンと振るえる…つつく…ピクン…つつく…ピクン…
”あはは…面白い…”
”マジメニヤッテ…”『リズ』が苦笑する。
”ごめんなさい…”ペロッと舌をだすリズ…

竿に舌を這わせる…上下して亀頭まで来て躊躇するが、パクリとくわえ口で責める…
唇と舌で責めていると、リズの体が熱くなってくる…
擬似男根の亀頭から何かでる…
”う…甘い…あ…また…”リズの頭がぼーっとしてくる…また目がうつろになってくる…
出てくるものの量が増える…それをリズは喉を鳴らして飲んでいる…
ほけーっとした顔になって『リズ』の亀頭から口を離した…リズの中…何かが変わる…

”りず…”『リズ』が呼びかける…
リズの目の焦点が合う…『リズ』の男根を見ている…もう恥ずかしいと言う顔ではない…何かを期待する…雌の顔…
”サァ…”
リズが、ゆっくり動く…舌を出し口を大きく開ける…舌全体で鈴口から亀頭の裏筋までを…ベチャリ…ベロ…ベロリ…舐め上げる…
返す舌で鈴口を舐め…舌先で鈴口から裏筋…亀頭の周りをゆっくり…ゆっくり一周…口を開け亀頭を呑み込むと見せかけ…竿に吸い付く…
そのまま…唇を竿に吸い付け…上から下…下から上…唇と歯と舌で攻め上り…又下降する…
亀頭をくわえ込み…口の中で舌を使い、亀頭を責め…竿を唇で…唾液で男根を濡らしていく…
また、甘い液が吹き出るのを口で受け止め…ごくり…ごくりと飲み込んでいく…

”オ上手…”『リズ』がほめる…

現実へ…リズが目を開く…そして…ファーザーの部屋に…

コンコン…ファーザー寝ていなかった…
”昨夜の事はやはり…”
「リズ…」
「ファーザー…慰めにまいりました…」昼間のリズの声とは違う響き…「女」の声…
ファーザーはふらふらと立ち上がり…リズという「女」を迎え入れる…

「ファーザー…座ってください…そして…出して…ペニスを…」
「リズ…」ファーザは言われたとおりにする…
リズがファーザーの前に跪く…お祈りか…懺悔をするように…
「ファーザー…」リズがやさしくファーザー自身に口付ける…
「あ…」
チロリ…チロリと舌を出し…鈴口…裏筋…カリ…感じる所をつついていく…
”リズ…どうしてそんなに…男を…ああ…”
信じられない…昨日まで妹のように思っていた女の子が…今日は「女」として自分を責める…
その思いが、ファーザーの一物を固く、大きく張り詰めさせていく…

リズが竿の下に唇を寄せてくる…睾丸の直前で停止…熱い息を吐きかける…微かに、微かに感じるリズの息…自然に睾丸が縮み上がる…
そっと睾丸を持ち上げるリズ…愛しげにほお擦りをして…口を開け…舌で舐めてから…睾丸をくわえる…
「ふぁ……あぁ…リズ…リズ…」ファーザーは意味のある言葉をしゃべる事ができない…
リズは口の中で…クチャクチャと睾丸を甘噛みしながら…舌で舐めまわす…唇で印嚢をやさしく刺激する…
ファーザーはリズにされるがままになっている…
リズが睾丸を解放し…つっーと裏筋を舌先でなぞり…鈴口まで舐め…そのまま亀頭をくわえ…ない…
さっきまでの責めで…ファーザーはいく寸前…しかし…射精できない…

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