教会[夫人]

3.2夜目


翌朝、夫人は顔色が少し良くなっていた。
リズが夜具の洗濯と片付けを手伝ってくれたが、事情は知っているものの、どこか冷たい…
「…すみません…このようなことをお願いしたため…シスターにご迷惑を…」
「とんでもありません…夫人の事情はよく知っております…どうかご遠慮なく…」
シスター・リズが冷たいのは、ファーザーに対してだけのようであった。

2夜目、夫人は前日と同様、夜着1枚の姿で待っていた。
ファーザーが服を脱ぐ、夫人は伏目がちでみている。
夫人に顔を近づけ、キスすると夫人も応じる…唇が押し付けられる。

夫人がファーザーの手をとり、そっと自分の乳房に導く…
乳房を揉んでいく…弾力が増しているような…自然に力が入る…
「あふぁ…いい…乳首も…」
乳首を指で刺激する…乳首がピクピク動き…動きが指先に伝わる…”舐めて…”そう言っている…
乳房に円を描いてゆっくり舌をはわせる…次第に円を縮めてていき、張り詰めた乳首をチロチロ責める…
…チュ…舌先に奇妙な味…すぐに甘くなる…
もっと舐めたくなる…チロチロ…チュ…ペロペロ…チュク…だんだん夫人が愛しくなる…
「はん…あん…あふ…うふ、ファーザー…赤ちゃんみたい…」
「はっ、す、すみません…つい…」
「いえ…もっと吸ってくださいまし…お乳が張ってしまって…」
「は、はい…」チュウチュウ…コクコク…チュウチュウ…コクコク…
いっこうに止まりそうに無い…

”仕方ない…”
乳首から口を離し、体勢を変えようとする。
その時、手が背中の羽を抱いてしまう…夫人の様子が一変する!…
「あはぁ!…ファーザー…さあいらっしゃい…溺れさせてあげる…何もかも私のものに…うふふ」
「あわわ…お、お気を確かに…」慌てるファーザー
「その気にさせておいて何をいまさら…さあ…」
夫人はファーザーをベッドに押し倒し…ファーザーの亀頭をくわえ込み…しゃぶり、舐め、吸いまくる…
ペチャヌチャネチャネチャ…レロレロ…チュパチュパ…チュウチュウ…
「こ、これは!…サ、サキュバスの舌…ああ…だめ…もっと…して…」あっさり夫人のいいなりになる…
「いいわよぉ…出して…全部出して…一滴残らず…吸い取ってあげる…」妖しく笑いながら、夫人は迫ってくる…
サキュバスの舌から送り込まれる快感で、ファーザーは夫人のなすがままだ…
ファーザーはその快感に溺れてしまう…股間を這いずる舌の感触以外なにも感じられない
体中の力が精気となって、男性器から吹き上がる…気持ちよくて止まらない…
あっという間に…ファーザーは果ててしまった…
夫人はごくごく美味しそうにファーザーの精を飲んでしまう…と、落ち着いてきたのか正気に戻った…
しくしく泣き出す。
「こんなのいや…こんなのいや…ファーザー…助けて…」

”助けて欲しいのは…私の方で…しかし…私には使命が…”
気力だけで回復するファーザー…
「も、もう一度…い、いきます…」

ファーザがあお向けになり、騎乗位で夫人にまたがってもらう…
”立つか…立てるのか!?…”ファーザーは必死だ…しかしいらぬ心配であった…
夫人の女陰が、ファーザのものに触ると、電撃にも似た快感が走る…
”くっ?…ま、また…”
女陰が声無き声で命じてくる
”立って…そしておいで…あたしの中に…お前は…あたしのもの…”
ファーザーの男根は素直に立つ…そして夫人が下降してくる…
「はぁ…いいです…はあ…」
ズン…ズン…ズン…ズン…ズン…
夫人は感じるままに動く、悶える、乱れる…
「もう少し…静かに…あ…ああ…あああああ!…」
ドク、ドク、ドク、トロ…
何とか同時にいくことができた…
”こ、これで…何とか…今夜は…はぁぁ…”
夫人は満足してい眠りについた…
ファーザーは…精魂尽き果てて失神した。
…2夜目が終わった。

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