黒のミストレス

6:ルーイ


2人は隠し階段に案内された。

さすがに何かあると気が付くが、遅かった。

メイド8人がかりで、ミストレスの所に連れて行かれる。


「ようこそ、私の館に…」ミストレスは黒いガウンを纏い、椅子に腰掛けていた。

2人はミストレスの前に引き出される。

「ネリス!」

そこには、ミストレスとともにネリスがいた。

「無事だったのですね…よかった…?…ネリス?…どうしたのですか?…」

ネリスは無表情、無反応である、メイド達のように…

ネリスが口を開く「ミストレスが、あなた方の魂をご所望です」

「!…ミストレス!…ネリスにいったい何を!…」

「魂を抜き取ったの…その子達のように…」

ルーイ「魂を?…何をばかなことを…」

「できるのよ…私は悪魔だから…うふふ」

ルーイ「悪魔?…可哀想に…病気なのは頭だったようだな…」口の減らない男であった。


「うふふ…ではルーイあなたからいただきましょうか…」

ルーイもシンシアもメイド達に手足を抑えられ身動きできない。

そして、ミストレスはするりとガウンを脱ぎ、見事な裸身が露わになる。

「なにをする気だ。え」ルーイは馬鹿にしたように言う。

ミストレスは見せつけるように椅子に深くかけなおし、足を開き股間を、女陰を見せつける。

あまりの事に、シンシアは目を逸らす。

ミストレスは、指で己の物を開きルーイに見せつける。


「さあ…ルーイ…御覧なさい…見るのです…ここを…」

ミストレスが妖しく誘う、ミストレスの女陰の奥から、熱く粘る液体がトロリ…トロリと出てくる、淫肉がすり合わされ、唇を

舐めるかの様に動く。

ヌチャリ…ネチャ…ピチャ…ビチャ…

卑猥な音が、淫猥な動きが、いやらしい声が、ルーイを引き込んでいく…

ミストレスの言うとおりになる、目が離せない…

「ルーイ…ルーイ…おいで…おいで…ここにおいで…私の中へ…」

ルーイの目に幕がかかったようになってくる。

「そこへ…はい…」

シンシア「ルーイ!しっかりなさい!」

シンシアの叱咤で、はっと正気にもどるルーイ、しかし…

「ふふふふ…さあ…おいで…お前は私のものになるの…逃がさない…来なさい…」

ネットリとした声がルーイを引き込む、もはやミストレスの声以外聞こえない、ミストレス以外見えない…


ルーイ「…あ、あ、ああ…はい…只今まいります…」

ふらふらと、服を脱ぎながら、ミストレスに歩み寄っていく。

ルーイにミストレスが手を差し伸べ、その手をとるルーイ。

柔らかい肉の穴にルーイの物が近づく、ヒクヒク蠢く淫肉にルーイの亀頭が近づき、触れる。

フニャリと淫肉が亀頭を包み、フニフニ、ヌチャヌチャ、クチャクチャとペニスを刺激していく。

「!あああ…」

歓喜の涙を流す。

ルーイはたちまちミストレスの虜になる。


………………


ミストレスの女陰に包まれていくかのような感覚に囚われる、いや、ミストレスの女陰が大きくなっていく!?。


ルーイの眼には信じられない光景が見えていた。

ミストレスの女陰は、身の丈ほどに大きくなっている。

もはや、ミストレスの体が見えない。

ルーイの両脇には、ミストレスの巨大な足が壁を作っている。


瞬間恐怖する、ルーイ。

だが、ビュッ!ビュッ!と女陰の奥から愛液が噴き出し、ルーイの両足にかかると…足が動かなくなった…

「ああ…動かない…足が…助けてくれ!」

「ほほほ…何を怖がっているの…坊や」

女陰の端はビラビラ動きながら伸び、広がる。

ルーイを取り囲んでいく。

ルーイの肩に柔肉が触れる。

「ひぃ…痺れる…ああ腕が…動かない!…肩が…肩が…あ?…」

「どう…触られると気持ちよくなってくるでしょう…」


巨大な女陰はルーイの体を包み込み、愛しげに舐め、しゃぶる。

「ああ…ミストレス…しゃぶられる…からだが…魂が…あなたに…」

ルーイは恍惚の表情である。

「ああ…差し上げます…何もかも…魂も…ミストレス…もっと…しゃぶって下さい…私の…魂を…」

体中が淫肉にはさまれ、なめしゃぶられる感覚が続く、幻覚?

どうでもいい、もっと舐められたい、しゃぶられたい。


眼前に、人間の頭ほどに大きくなったミストレスのクリトリスがある。

それに奇妙な文様が浮かび上がる。

人の顔?ミストレスだ、ミストレスの顔が巨大クリトリスに現れた。

「ルーイ…いらっしゃい…私の肉でお前を包み…ドロドロの快楽の沼に取り込んであげよう…」

「ああ…ミストレス様…」

「逃れることなど…もはや考えることもできないでしょう…おいで…悪魔の中に…」

ミストレスの顔に口づけする。

痺れる快感が唇からも伝わる…舌が顔面を舐め、愛液をビタビタ塗りつけていく…

ルーイの顔に歓喜が張り付いていく…

「顔が…顔も…感じる…ああ…」

狂気の快楽に捕らえられていく。


淫肉がビラビラしながら、ルーイの全身を包みさすりあげる。

ミストレスの口から透明な液体が流れ落ちる…唾液?…いや愛液だ…

ルーイはヒクヒク震えながら、ミストレスの愛液を飲んでいく。

食道が、胃が、腸までが、ミストレスの与える快楽を伝える。

ルーイはミストレスの与える快楽に、痺れる快感におののき続ける。


「ああ…ミストレス様…」

ルーイの体はいつのまにかヌラヌラ光っている。悪魔の愛液で包まれている。

もう、逃げられない、いや逃げたりしない、魂をしゃぶって頂くのだ、体を淫肉で舐めていただくのだ。

痺れる快感、蕩ける感覚、魂が溶けきってしまうまで、この快楽のみを委ねたい。

その為に、ミストレスに魂を吸い出していただくのだ。なんと幸せな事なのだろう。

「体全体が…性器になって行くようだ…気持ちいい…」


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