紫陽花

25.泡踊り


(う…動けん…お…おおっ…)
横たえられた岩鉄の全身を妖しい感触が襲う。
ぬめぬめとしたものが、体のあちこちを這いずり始めた。
少女達が岩鉄のあちこちを全身で愛撫し始めたのだ。

(?…舌…乳首か…?…あ…あそこ…こ…これは!…)
視界を奪われ動くことの出来ない岩鉄は、つい耳を澄まし辺りの気配を探ろうとする。
それは彼に取り付く少女達の愛撫に意識を集中させる事となった。

プニ…小さな乳首…立っている…岩鉄の乳首と触れ合い…互いを慰める…
チ…尖った舌…蟻の門渡りに軽く触れ…そっと上下する…
そしてまだ『蕾』の細い谷間…手の甲…胸…膝…陰嚢の辺り…じりじりと這い回り、毛深いところを探しているのがわかる…

(う…こ…これはこれで…ぐぐっ…い…うう…)
控えめな愛撫は体の奥深く染み込み、体の芯をじわじわとほぐしていく…、
その間にも、魔性の谷間の妖しい泉は休みなくトロトロした『清水』を流しだし…岩鉄の体にテラテラ光る快楽の証をまぶしていく。
ビクッ…ビクッ…と不規則に震えるだす岩鉄。
濡れた体は敏感になり、少女達の戯れを余すことなく感じ取り…耐え難い快楽に震え続ける
「ごぼっ…ごわほっ…」
仮に真紀が口を塞いでいなくても、もはや意味のある言葉が口に出来ないだろう。

ジャリ…
「あふぅ…」「あん…」
ジャリ…
ジャリ…
ジャリ…ジャリ…ジャリジャリジャリジャリ…
少女達は岩鉄の毛深体の『味』が気に入ったようだ。
自ら谷間を押し付けて、幼い『芽』を擦り付けて自分たちの快楽を貪る。
その結果、岩鉄もまた…
「うう…ううううっ…」
ヌル…ジャリ…ヌル…ジャリ…
(なんと…心地よい…このまま死んでも…はっ…いかん…うう…しかし…)
全身を包む少女達の愛撫に応え、彼の体が時折激しく震える。
ビクッ…ビクビクビクッ…
それが少女達にはたまらぬ刺激となる…

ジョリ…ジョリジョリ…ジョリジョリ…ジョリジョリ…
一人の少女…真奈…が胸に跨り、岩鉄の胸毛に秘所をすりつけている。
「あふ…いい…おじちゃまの…むなげ…タワシみたい…」
軽く目を閉じ、股間の感覚に集中する…細い腰が細かく動き、次第に早く…早く…
ジョリ…ジョジョ…ジョリジョリジョリジョ…
「あ…あああっ…い…いいのぉ…い…いくぅぅぅぅ!」
真奈が絶頂に達した。
微かに膨らんだ胸を抱きしめ、激しく全身を震わせる。
ビク…ビクビクビクッ…チュ…キュ…キュゥゥゥゥゥゥ…

彼女は岩鉄の胸に跨ったまま硬直し、やがてがくりと首を垂れる…そして…
(う…ううっ…おお…胸が…す…吸われる…)
胸の上で真奈の『蕾』が花開く…細い割れ目が開き内からぬるりとした肉ビラがはみ出してくる。
咲いたばかりの『妖花』がヌメヌメと蠢くと獲物に吸い付き、ピチピチャと嬉しげにそれを舐め始める。
(おお…おおお…うう…)
『妖花』に舐められると、そこから蕩ける様な快感が沸き起こってくる。
胸が舐められる感触は、心が奪われていくような錯覚すらある。
錯覚?…そうだろうか…

「ウ…ウウ…ウフ…フフフフ…」
”やっと…さあおじ様…早く…来て…”
『女』となった少女は妖しく笑い、『妖花』は甘く囁き彼を誘う。
(う…き…気色いい…や…ああ…乳首が…あ…足も…)
岩鉄は恐怖しつつも、次第に彼女達の快楽に溺れていく…

「ア…アン…アァァァァァ!…」
「ふ…フゥゥゥゥゥ…アハ…アハハハハハ…」
魔性の少女達の嬌声が響く度、新たな『妖花』が開く。
そしてそれは初めての『男』を求めて貪欲に蠢きだす。
(ああ…ああああ…)
トロ…トロ…
体の芯が…魂が蕩けていく…
岩鉄の体は意思に反して快楽を貪り…そして少女達に貪られる…

…………………………
ピチャ…ピチャ…
どのくらい経過したろうか。
既に全ての『妖花』が開き、岩鉄の体をしゃぶっていた。
少女達の『妖花』はトロトロとした愛液を滴らせつつ、毛深い男の体を余すことなく舐め続け、細かく振るえる肉の花びらと剛毛の間で細かい泡を作り出す。
結果、岩鉄の全身は白いねっとりとした泡に覆われた奇怪な物体と化し、その泡の塊に少女達が群がって愛撫していた。
ジュップ…ジュップ…
泡がつぶれまた作られる音が、響く…

真紀は岩鉄の顔面から離れていた。
彼は呆けたように天井を見上げ、口はだらしなく開ききっている…
それでもまだ目に光が残り、一部正気を残している事が知れた。
岩鉄の口が微かに動く…
「た…たの…もう…も…」

少女達が驚愕する。
「凄イ…」「ウン…マダ堕チナイナンテ…」
「キット悔シカッタノネ…」真紀はが言う。

「はぁ…おう…た…助けて…」
岩鉄は哀願する…
「エー?…」「助ケテホシイノ?…フフ…ドーイウ風ニィ?…」
クス…クス…クスクスクスクスクスクスクスクスクス…
少女達はざわめく様に笑う…
そして岩鉄は…
「もう…いい…いかせて…くれぇ…」
真紀が微かに笑う…そして彼女の『妖花』が答える。
”うふふ…トロトロに蕩けきって…堪らないんでしょ…責任は取ってあげる…皆で…”

真紀は岩鉄の腰を跨ごうとして…がっしりした腰で足が届かない。
やむなく岩鉄の腰に仁王立ちになる。
脇に控える二人の少女が、白い泡の塊に手を差し入れ…岩鉄の男根…激しく反り返ったそれを苦労して立てた。
「オジチャマ…見テ…」
辛うじて目を動かす岩鉄…自分のイチモツが見えた…そして…その上で口を開けた『妖花』も…
透明な愛液が涎の様にあふれ岩鉄の亀頭に滴り落ちる…
タラー…トロトロトロ…
「お…おお…」暖かな感触に声を漏らす岩鉄。
ビクッ…ビクッ…ビクッ…
男根が…喜んでいるかのように上下に震える…
そして、真紀がそっと腰を落とす…


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