教会[シスター]

5.リズは初めてなの…


リズは闇の中、むくりと起きる…『夢魔の魂』に尋ねる。
「どうすればいいの…」
”マズ…私ガりーどシテアゲルカラ…アナタハ…気持チ良クナレバイイノ…”
リズの顔が赤くなる…憤然として、自分の股間に手を伸ばして…どうしていいかわからない…
『夢魔の魂』に顔があれば苦笑していたであろう…

”アワテナイデ…カワイイコ…横ニナッテ…チカラヲ抜イテ…”
リズは微かに息を吐き、ベッドに横たわる…
「さあ!横になったわよ!」ほとんどけんか腰である。
”ふぁーざーヲ…”「え?」”ふぁーざーノコトヲ考エテ…”

リズは目を閉じる…自然にファーザーの顔が思い浮かぶ…
”リズ…可愛い僕のリズ…”
「!?」自分の想像のファーザが語りかけてくる。
”愛してるリズ…君が…君の全てが欲しい…リズ…”
「そ、そんな…わ、私たちまだ…い、いけませんファーザー…」…のりやすいシスター・リズであった。
チュ…「きゃっ…」『ファーザー』にキスされる…唇に感触が残る…
「ファーザーが…あたしに…あたしに!…幸せ…とっても…」
リズの体に暖かい物が広がる…じーんと痺れていく…
『ファーザー』が、もう一度キス…今度はディープ…舌が絡み合う…柔らかい舌の感触…
『ファーザー』の舌が…リズの舌を追う…クチャヌチャ…
「は…あ…」
愛するファーザーにキスされているということで…幸福感に包まれて登っていくリズ…

だが、リズの性器は女になって間もなかった…男を知らない女を快楽に溺れさせるのは簡単ではない…
”リズ…これ以上は…まだ君には早い…”
「ファーザー…」
”それはもっと大人になってから…”
「私は…充分大人です…」
”うーん…でも…ごらん…”『ファーザー』が股間の物を見せてくれる。
「きゃっ…ファーザー!はしたないです…でも…すごい…」
こんなものが自分の…アソコに…怖くなってきたリズであった…
”これが入ってくるんだ…最初は…ちょっとつらいよ…”
「ファーザー…でも…気持ち良くならないと…」
”わかった…では…指で…してあげる…”

『ファーザー』がやさしく…やさしく手を伸ばしてくる…
体を硬くするリズ…
”力を抜いて…可愛いリズ…”
『ファーザー』がリズにキス…クチャ…クチャ…
そして…ファーザーが微かに「リズ」に触れる…
「!」ビビクッ!…思いっきり緊張する…すると…チュゥ…ペロペロ…チュプチュプ…
口でリズの舌を絡め、強い刺激…そちらに神経が集中してヘニャーと力が抜けていく…
そして「リズ」をそっとやさしく…口と「リズ」を交互に刺激する…
リズは緊張したり…のぼせたりを繰り返す…
「ふにゃ…ひっ…ふぁ…ひぁ…うふぁ…くはっ…」なかなか忙しい…
リズの「女」は敏感で…次第にリズは登っていく…登りつめていく…
「ひっ…あん…あ…はん…あん…あぁ…あああああああああ!」
「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」次第に声が落ち着いていく…そして…寝てしまった…

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