星から来たおっぱい

解説


R.K:「星から来たおっぱい」でした。 如何でしたでしょうか。

エミ:あてて……死ぬかと思った。

ルウ:普通死んでます。

R:悪魔の力を借りるとロクなことにならないと言う教訓です。

エ:死んでしまえば教訓にならないでしょう!

ル:ところで、ミスティさんが持って行ったタブレットは?

R:ここにメールが『現地からFedExで送ったよ〜』だそうです。

エ:……待てや。 さては確信犯でやったな! あの悪魔!!


R:さて、このエンディングは、第一案から大きく変わっています。

ル:第一案ではどうなって?

R:『アップルシード』は強力な磁気バリアを展開し、飛行し、磁気弾丸で攻撃してきます。

エ:ふむふむ

R:人類の兵器は磁気バリアを突破できませんが、回収した磁気弾丸で反撃に出ます。

ル:敵の武器で反撃、パターンだよねぇ

R:磁気弾丸の発射機は絶縁体でなくてはならず、長さも数十m必要です。

エ:ガラスの大砲でも作るの?

R:間に合わせで風呂屋の煙突を使い反撃、見事『アップルシード』を撃退します。

ル:やあよかった、よかった。

エ:その案が実現しなくてよかった。


R:それで今回の第二案では、二段階攻撃となりました。

エ:「リング」のパチモン、巨大『パチ子』の攻撃が第一段階。

ル:そしてミスティさんの、地球の裏からのテレポート攻撃が第二段階。

R:はい。 SFやラノベでは無視している、地球の角運動量を武器にしました。

エ:現実に人工衛星の打ち上げに利用しているものね。

ル:そうなんですか?

R:はい、赤道上から打ち上げれば、最初から音速以上の速度を持っているので……

エ:その分燃料が節約できると。

ル:へー

R:今回はテレポートだったので、地球の角運動量だけですみました。 しかし

エ:タイムトラベルになると、地球の公転、しえ、銀河系の回転まで考える必要があるの。

ル:なんで?

R:地球は宇宙の中を動き回っているので、過去の地球に行くと、宇宙のど真ん中に出るでしょう。

エ:まぁ、タイムトラベルができたら、という条件が付くけど


エ:ところで、私らが体を張った割には、何も解決していないような。

R:ギクッ

エ:この後はどうなるのかしら?

R:えー、歴史的にはこの一件で教授を中心としたコンタクト・チームが結成されます。

ル:逃げた『マザー』と話をつけるの? 侵略者でしょう?

エ:悪い宇宙人皆殺し! で済めば苦労はないわよ。 まずは交渉を試みる。

ル:ウルトラマンでもバルタン星人と交渉から入っていよね。

R:一方で、タァ人の技術の解析も始められます。

エ:生態改造技術、磁場制御技術ね。

R:はい、しかし生態改造技術が進むことが未来で悲劇を生みます。

エ:『乳の方程式』はこの話の後日譚の一つになるわけだ。

ル:異世界シリーズの『ヌル』もそうでしょ。


R:さて次回作というか、この先の展開ですが。

エ:まだ続くの?

R:???物語の第二十五話 ART

ル:ホラー映画のオープニングみたい。

R:以上

エ:へ?

ル:他にないの!?

R:話としては、ミスティ誕生の物語、そしてミスティの目的を語る???物語

  の最終話とそのひとつ前の話は考えているのですが……他は考えていません。

エ:うーン……そこまで行くと、後が続かないかも……

ル:世界が終わってしまう……

R:まぁぼちぼちと、いける所まで行ってみましょう

<2021/6/6>


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