乳の方程式

解説


R.K:「乳の方程式」でした如何でしたでしょうか。

ルウ:トモダチ100人出来るかな〜♪

エミ:そんなモノではすまないかと…


R:まず元ネタですが、『エイリアン』がメインですね。

エ:食堂でマハティーラが苦しみだすシーンなんかそのままだし。

ル:スプラッタかバケラッタ〜♪

R:次に『帰還者』という日本のSFがあります。 こちらは知ってる人が少ないと思いますが、ネタバレになるので詳しくは紹介しません。

エ:極限状態と自己犠牲、船長も愛読してたりして。

ル:でも『帰還者』は生きるための選択でしょう。

R:そこが違うところ。他にえーとこれは『20本の腕を持つ衛星』(記憶あやふや)だったかな。

ル:なにそれ?宇宙怪獣なの?

エ:いえ、大真面目な小説よ、確か土星から帰還する宇宙船が重量オーバになるんで、重量を減らすめたに最低限の人員を残し、あと

は腕を切り落とすと言う…

ル:エグイ…


R:さて今回は外宇宙からの侵略者だと思ったら、内宇宙の侵略者だったと言う。

エ:しかも、宇宙人は被害者だったんだよね。うーん熟女のドロドロした欲望が…

マドゥーラ:ルウ…こんな所にいたのね…貴方は幸せにならなきゃ駄目なのよ…

ル:きゃー…

R:えー、ルウが異人さんに連れて行かれてしまいましたので、ここから先はエミさんと…

オーナンスキー:この不詳、オーナンスキー(男)めが解説を

エ:なんであなたがここに?

R:名前が気に入りまして


オ:しかし、マドゥーラ医務長が主犯だったとは…ところで宇宙人達は何をしていたんですか?あんなところで。

R:いつか、ランデルハウス教授が『海の老婆』で解明してくれると思いますが、彼らの星もこの『乳の方程式』の地球と似たような状況で

  、環境制御に失敗しました。

エ:それで星から脱出したと?

R:彼らは生物改造、特に人体改造に対するタブーを感じていませんでした。だから宇宙を旅する方法として、それに耐える人間を作り出

  す方向に進んだのです。

エ:食料ではなく人体を乾燥干物にするとは…

R:地球の生物にも、似たような生き物はいます。 他にも宿主を狂わせる寄生生物、外見を変えてしまうものなど…

オ:なんか、鳥肌が立ってきましたぜ


オ:で俺達はこの後どうなるんですかね

R:船長達の手引きで地球に帰還した、ルウ達はじわじわと勢力を広げ、やがて気候変動によるカタストロフィで旧人類はほぼ一掃され

  ます。

エ:洪水、そして選ばれた者たちが残る…新たな神話の誕生ね…

R:最初の29人はルウの忠実なる僕として語り継がれるでしょう

オ:うーん、どっちに転んでもあんまり変わらないかなぁ…


R:さて、次回作ですが…紹介を予告編風に

2006年 春…『VS』

2006年 夏…『ともしび』

2006年 秋…『マニキュア』

そして

2006年 クリスマス…『ザ・マミ』!

クリスマスまで3週間、華やいだ空気浮かれる中…町の一角で悪魔達が蠢きじめる

  ミスティ「メリー・クリスマス!」
  エミ  「気の早いこと。悪魔に魔女にサキュバスが揃ってクリスマス…これはサバトと言うんじゃないの?」
  麻美  「もう悪魔なら来ているじゃない、間に合ってるわよ」

そして科学の使徒が封印を破る

  女「石棺は少なくとも三千年は前のものだと思われる…凄い、凄いわ…」

静寂を破るサイレンの叫び

  川上刑事「山さん!事件です」
  山さん 「おう…なに?…空飛ぶミイラ!?」

聖夜の近づく夜の街、蘇った三千年の怨念が舞い踊る

  ミスティ「贄よ!贄がいるのよ!それがないとミスティは…」
  エミ  「これかせ怨念でなくて、何だというの?」
  川上  「奴は一人じゃないのか?」

襲い来るミイラに苦戦するエミ達

  エミ  「う、動けない…」
  川上  「よせ、やめろ…」
  ミスティ「モガモガ(エミちゃん助けて)…」

空飛ぶミイラの正体とは!!

  ミレーヌ「これこそが…ミイラの…正体」
  エミ 「この蜘蛛が?」
  麻美「ねぇそんな事より彼は何処にいるのよ!」

冴えるミスティの名推理!

  ミスティ「どうして彼がさらわれたのかなぁ…」
  エミ  「そうか…ミスティ!あんた天才!」

そしてついに動き出す最終兵器スライムタン!

  ミスティ「スライムタン、出動!」
  ミスティ「わははははは、杉の木とは違うのだよ、杉の木とは!!」
  ミスティ「スライムタン、ヴァァァァァァルカン!!」

吼えるバルカン、飛び交う歓声、輝くフッラシュで、撮影会、いや戦場と化す酔天宮町。

  山さん「巨大な…なんだって?何が暴れているって?」
  川上 「…かえって寝ましょうか」
  山さん「公僕だからな、給料分は働くか…」

そして今回の元ネタは!

  ミスティ「きゃー♪青いMS〜ランバラルのおじ様〜♪」
  ミスティ「おじん趣味か、お前は」

構想2、3年の物語が、今ここに現実のものとなる! 乞うご期待

  エミ 「まあ、たいてい予告編が一番面白いのよね…」
  なお、一部のセリフは煽りと関係ないシーンで使用されます。

同時期発表予定「ウロボロス」
  ママには…尻尾があった…
  ママは…時々病気になる…
  ママには…時々鱗が生えるんだ…
  そしてママが呼ぶんだ
  「坊や…男の子になる時がきたのよ…さあ、いらっしゃい…ママの中に…」

<2008/7/12>


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