電子妖精セイレーン
解説
R.K:「電子妖精セイレーン」でした。 如何でしたでしょうか。
エミ:なんという終わり方……この後どーすんですか
ルウ:全くですよ。
R:前にもそう言うお話がありましたが、最終章のフェスティバルで『人外部隊』が登場する、という事で話を作りました。
エ:いいけど、全員登場だとまるで最終回みたい。
R:ギクッ……いや、最終回は???物語の方で……
ル:全員と言うけど、ボク出てきませんよね?
R:ルウは『魔女の誘い』で出演中なので
エ:でも、私は『魔女の誘い』の冒頭に出てます。
R:あー
エ:しかし、『人外部隊』の皆さん、よく招集に応じてくたわよね
R:ミスティが強制召喚しました。 当人は何もしなかったわけですけど
ル:頭数は多かったですけど、戦力になったのは『お約束地蔵』と『虎娘』さんだけですよね。
エ:それとスーチャンのお友達のヤシガニ姫とその家来たち……こっちの方が役に立っていたような
R:まぁ、荒事向きのキャラが少なくて。
エ:それで『セイレーン』は今後どうなるの?
R:マジステール大学の研究室に住み着いた電子妖精として、今後もスーチャンと友情を育みます。
ル:それにしても、生まれたばかりの女の子に何てことをさせるんですか。
エ:外道よねー
R:そう言われると、返す言葉もありません……
エ:ラストに出てきたのは『鳥』の『キキ』よね?
R:そうです。 ランデル教授が留学させました。
ル:伏線?
R:いえ、そこまで深い考えはありません。 話を関連付ける為のちょっとしたエピソードです。
エ:ふうん?
R:さて、エミさん側の次回作。 ということで、このシナリオ
エ:……あたし帰る。 帰って寝る。 なによ!これは
ル:うーん……これはひどい
次回予告
所は北極。 トレジャー・ハンターたちが氷の中に発見したモノ。 それは……
ハンターA:「こいつは……なんなんだ?」
ハンターB:「外は岩だが、中身は植物?」
ハンターC:「でかすぎる。 何百mあるんだ?」
ハンターD:「おい。 中は空洞になっているぞ」
謎の巨大植物の中で、それは静かに息づいていた。
ハンターA:「クラゲか? これは」
ハンターB:「木の中に張り付くクラゲ? キクラゲってやつか」
ハンターC:「そりゃ茸だ」
ハンターD:「上が出っ張ってるな……色が肌色なら、おっぱいみだな……うぁ!!」
モンスター映画のノリのまま、舞台は日本へと変わる。
エミ :「なんで私が変死体の検視に立ち会わされるんです?」
医学部長:「ただの変死体ではない。 みなさいこれを」
エミ :「……凄い巨乳ですね。 D……いやEカップ……?」
医学部長:「うむ、凄いおっぱいだ。 この『おっぱい』は、実は別の生き物なのだ」
エミ :「まさか……寄生しているんですか」
医学部長:「うむ。 さしずめ『寄生乳』というべきか」
エミ :「頭が痛くなってきました」
恐るべき「おっぱい」の侵略が日本を襲う。
防衛部隊:”裸の女が襲ってくる! あ、おっぱいから……火を噴いた!”
医学部長:「なんと! これは『宇宙怪人』、いや、『宇宙怪乳』というべきか」
防衛部隊:”奴らの母乳が爆発しました。!”
医学部長:「うむ、『爆乳』じゃな」
エミ :「……」
医学部長:「奴らの親玉は、『怪乳』を超え、さながら『超乳』と言うべき存在になっておるじゃろう」
エミ :「もう帰っていいですか?……」
やる気が失せていくエミと対象的に怒りのボルテージが上がっていくミスティ
ミスティ:「許せん! 徹底抗戦だぁ!!」
エミ :「元気ねぇ……」
ミスティ:「ほっといていいの! あいつらが地球を制圧したら!!」
エミ :「どうなるの?……」
ミスティ:「あたしが地球一の貧乳だぁ!!」
エミ :「そこかい」
巨乳侵略者に対し、マジステール大学が総力を挙げて対抗する。
電気科部長:「よし、電圧をあげてくれ」
エミ :「電圧180、190、200V、定格電圧です」
ミスティ :「まだまだ、いっけー240V!!」
ガッコン
電気科部長:「ブレーカが落ちたぞ……」
エミ :「ばかもの−!!!」
万策尽きた地球軍、最後の希望は桃色小悪魔に託された。
麻美 :「あのバリアを破れるの?」
エミ :「破る必要はないわ。 ミスティの力があれば」
ミスティ:「まっかせなさーい!!」
麻美 :「いったいなにをするの?」
エミ :「ミスティの力と地球の持つエネルギーを奴にぶつけるのよ」
麻美 :「地球にそんなエネルギーが?」
エミ :「物理学を勉強しなさい」
最後の手段がラノベ的展開でいいのか?
次回『星から来た乳(課題)』
<2020/3/1>