ライム物語
解説
R.K:「ライム物語」ようやく終わりました、如何でしたでしょうか。
エミ:長い話だったわねー。
ルウ:全く…一週間の間のお話だったはずなのに。
R:すみません…
R:ではメイン・キャラ設定から、お気づきの方もいるでしょうが、金雄とマダム一家の設定は一週間の曜日を元にしています。
マダムブラック−>日曜、月のアルテミス−>月曜、火のスカーレット−>火曜
水のアクエリア−>水曜、緑色のライム−>木曜、須他金雄−>金曜、プロティーナ−>土曜
エ:金雄はスライム扱いなのね
R:初期段階ではライムの下にもう一人の妹を考えていたんですけどね…
ル:なんで消えちゃったの?
R:話を作れなかったんです、性格は金儲が趣味のゴールデン・スライム、口癖はカネー…
エ:おいたわしや…
R:逆に増えたメイン・キャラ、それが超能力者、十文字君!
エ:便利な解説の人だったものね
R:マダム一家は一人ずつ能力が違うでしょう?説明ばかりが長くなって。
しかも、それを金雄に誰かが知らせないと、ストーリー上いろいろと不都合が…
ル:それで十文字氏が作者の代弁者となり、ついでに金雄に知恵を授けると
R:次は増えたサブ・キャラ、これが鶴元組長&鶴組員ズ
エ:濃い集団なのよね、あいつら
ル:ところどころで随分目立ってたけど
R:そしてメイドロン軍団!
ル:1号、2号、V3までは最初の設定通りでしょ?
R:ディティールが細かくなったし、無機質なイメージだったのが、最後は明らかに性格があったし
エ:絶対軍事用か警察用よ、あれは
R:逆に出せなかったサブキャラもいます。
マジステール大学水泳部一同 −> 鶴元組長&鶴組員ズに取って代わられた
噂話を巻く三人組の買い物帰りのおばさん −> うっとーしいだけだと判ったので
エ:どーでもいいような人たちばっか
ル:消えたエピソードってのは
R:エピソードじゃなくて、消えたシーン
マダムが鶴元組長に特技を見せろって言うんだ
ル:ふむふむ
R:そこで鶴元組長が『秘儀!油親父』を…
エ:いやー!!
ル:あれはみんな引くよ…
R:そもそもは『ペットボトル(・ラヴァー)』というタイトルだったんだ
ル:ペットボトル…出てこないけど?
R:公園で金雄に拾われる時に、ペットボトルに入っていると言う話になっていたんだ
エ:箱入り娘、ならぬペットボトル入り娘と言う訳だったのね
R:それとライム・スターは金雄が中心で、ライムはスーツを担当するだけの予定だったんだけど…
エ:ヒーローよりはヒロインの方が受けがいいと
R:そういう事です。
ル:続編は?
R:今の所、予定はありません。 好きなキャラ達だし、ミスティ辺りと出会っても面白いだろうけど…
R:では次の予定を…はいルウ君、台本
ル:わーい、久しぶりで剣と魔法…じゃない?
エ:なになに…『熱い戦争』の終結から数世紀、人口は1億程度まで激減した未来の地球…
安定しなくなった気象の元で食料を確保するため。カオス・コンピュータによる長期天気予報が
人々の活に不可欠となっていた。
しかし、ヘリウム資源の枯渇により稼動できるカオス・コンピュータの絶対数が不足…
ル:ヘリウムが確実に集められるのは、太陽を除けば木星以遠のガス惑星のみ
しかし強力な磁場を持つ木星近辺で、採掘機械の故障、消耗率は絶望的なほど
どうしても人間によるメンテナンスが不可欠だった。
人類はヘリウムと重水素採取を主目的に、木星圏に資源採掘隊を派遣する事を決定。
だが、生きて帰れる可能性はほとんど無い任務に志願するものはいなかった…
そして物語は生き残りの資源採掘隊がヘリウム、重水素タンカー『ニュー・ホープ』で木星圏から
帰還を始める所から始まる。
エ:なんか…設定はやたら暗いんですけど…タイトル候補は…
『乳帰る』『乳よ貴方は強かった』『乳の魂』…
ル:…………
エ:あー!ルウが逃げた!
R:宇宙では貴方の逃げ場は何処にも無い…次回『乳の方程式』
恐怖の谷間に美女が招く。
<2007/12/16>