携帯

解説


R.K:「携帯:ピンクの小悪魔ミスティ1」でした如何でしたでしょう。
ルウ:シリーズ物だったんだ。
エミ:…。
ル:エミさーん?…
R:エミと、ミスティはちょっといろいろあって…
エ:ミスティ・ザ・トラブル・メーカー…
R:エミ・ザ・トラブル・シューター…
ル:サキュバスが?…
R:今後のお楽しみと言う事で…

エ:雰囲気が違いすぎない?…明るすぎるというか…
R:うーむ、もっともやってる事はえげつないけど…ミスティは騒動を起こすには便利だし…
ル:明るい妖女…だから小悪魔…でも性格悪そう…

ル:冒頭の赤い大女って何者?…
R:ミスティの協力者というか、利害が微妙に交錯する妖女ということで…
ル:バイクに乗った大女の妖女?…これもイメージが…

ル:ミスティって、結構いろんな事ができそうなのに、回りくどいやり方をしてるような気がするんですけど…
R:いろいろと制約がある。また、そうでないと暴走するから強い力の持ち主は…
エ:というと?…
R:まず、最初にケバイ女は、「自分で携帯を拾って」「取りに来い」といった、これでミスティを「招いた」ことになる。
ル:「招かれる」ことが必要?…
R:そう、それとケバイ女は、「死んだほうがまし」という願望を「口にした」、言葉のあやには違いないけど、これでミスティを召還し、女を始末する条件が整った。
エ:ほとんど詐欺…でもヒロシはぶん殴られたけど…
R:あの時点で、あの部屋はミスティの「縄張り」になったわけで、そこに踏み込んできたヒロシに対して「自衛」したわけだ。
ル:うーん、強引…
R:でもそれだけじゃ、殴って追い出すぐらいしかできないから「死んでもいい」という言質をとるまでは魂が取れなかったと…
エ:フーン…
R:ちなみにこれは「黒のミストレス」でも同じ。
ル:えー
R:一行は自分から、ミストレスの「食卓」に入ってきたから魂を奪われた、だから、館を出てしまえば手出しできなかったんだ。
エ:館に閉じ込めれば…
R:出て行きたいと言えば、それを止めることはできない…ということにしておこう。
ル:いいかげん…

エ:今回は本番が少なかったような…
R:ミスティは手触りを楽しむ悪魔ということで…また今後、ミスティ自身が先頭にたってHすることは少ない…はず。
ル:じゃあだれが?
R:「悪魔のグッズ」を駆使する…但し「悪魔のディルド」みたいなの直接的なものは無いけど…。
エ:それがだいたいとんでもない事になるのよね…

ル:最後に電話してた「おばさん」って?…
R:ミストレス。
エ:じゃあ「黒のミストレス」の続編…
R:というわけでもないけど。
ル:だから、魂を抜くとか芸風が似てるわけ…でもビジュアル的に同族とは思えないけど…
R:ミストレスもミスティも人間の体を奪って改造している…本当の姿は…考えてない…

エ:お気楽に見えるけどあちこちで本性が見えてるような…
R:カタカナで喋っているところがそう、怒ったときや興奮しているときね。本質はミストレスより悪魔的。

ル:なぜ、日本に?
R:人間の魂や体の収集、それと魔法のアイテムの実験。
エ:犠牲者続出…
R:そうでもない、ミストレスより活動的な分、エネルギー(魂)の消耗も激しいけど、今回のヒロシの魂で10年は持つ。
ル:じゃ何故魂を…
R:魔法のアイテムの材料にしたり…何より龍之信みたいな強力な魂を探している…ということで。

R:では次は「白い人魚」で

<2003/12/30>


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