ハニー・ビー

予告


R.K:このハニー・ビーはスタイルを少し変えてここに予告を書かせていただきます。
エミ:なんでまた?
R:???物語の次は予告が書きづらいので
エ:ルウは?
R:台本の読み合わせ中です、では

  ここでない場所、ここでない世界、ここでない時間……とある国の修道院より物語は始まります。
  「ミトラの神よ、日々の糧を与えてくださったことに、感謝いたします」

  お約束の無法な領主の無茶な要求が、悲劇の引き金になります。
  「森の黄金、神の食物を取って来いと……あそこは封じられた魔物の巣です!」  

  解放された魔物たちが、女達を、そして子供達を誘う
  「ほーら、ふわふわして気持ちよくなってきでしょう」
  「じきに気が変わるよ。 この甘い蜜に浸っていれば……」

  魔物に変貌していく女達、そして子供達
  「ねぇルウ……しよう」
   「ほらルウ……甘いわよ、私のお乳……舐めてごらん」

  そして、魔物の女王が姿を現す。
   「忘れなさい、そうすれば楽になれますよ……」
   「女王様……ボク、何を悩んでいたのかなぁ……ウフフフフフフ」


  甘い悪夢が全てを飲み込む。 次回 ハニー・ビー (あんまり期待しないで下さい)

<2009/10/31>

解説


R.K:「ハニー・ビー」ようやく完結しました、如何でしたでしょう。
エミ:さぁいらはい、いらはい、「リッ○の宿屋」はこちらです。
ルウ:エミさーん?
R:この一年ずっと呼び込みだったので、まだ戻って来ていないようです。(2010/10/17時点で1,589人)
??:では代わりに、わしが解説をば。
ル:どちら様でしたっけ。
??:わし! ル・トール教務卿!
ル:昔の事は忘れましたー。
教:最近の若い者はまったく……。

ル:ところで『予告』のシーンと中身が少し違うけど。
R:予告は予定にして決定にあらず……
教:どこぞの政治家のようだのう。

教:まず元ネタとやらは?
R:有名な『ミクロイドS』の……
教:みくろいど? 『小さな井戸』とはなんじゃ?
R:漫画の神様のコミックです。 漫画版の方のマイマイが元ネタです。
ル:人間に取り付いて操る怖いお姉さんです。 取り付かれた人間は、魂の抜け殻になるという。
教:なんと! 許せんな。 するとワスプにされた人間も!
R:ワスプ化した人間は、ワスピーに思考と感情をコントロールされますが、思考力がなくなるわけではありません。
ル:ワスピーの分泌する『蜜』で脳を洗われるイメージかな、ボク以外は。
教:女王は別なのか?
R:ルウはワスプではなく、ワスピー化しました。 以後はワスピーを通じてワスプになった人を『幸せ』にするのが役目になります。
ル:ほーら、幸せになーれ〜
教:なにやら危ない宗教のようだが……
R:そういう貴方が宗教家でしょうに

ル:でもこの後は? ワスプが増えすぎればやっぱり人間と戦になるの?
R:ワスプは不死身ではありません。 病気もするし、獣に襲われることもあります。 だから補充が必要になります。
教:ふむ、ワスプ化した子供は子孫を残せないのか
R:いえ、ワスプは人間の子供を残せます。 ただ、ワスプ化した人間達は人としての文化を失ってしまうので、人の子供を育てることが難しいのです、はい。
教:うむ、『人でなし』に子育ては無理というわけだな?
ル:問題発言……

ル:最後の部分で魔物は追い払われたとなっているけど、僕らも死んじゃったの?
R:人の歴史から消えた、とだけしておきましょう。 ちなみに、『勇者』はクレイン伯の直系の子孫です。
教:先祖の意趣返しだったのだな。

ル:この話は『月光蝶』の続編シナリオの流用だと聞いたけど?
R:『月光蝶後日談』として用意した歴史の流れを流用しました。 魔物と人間が争い、その後で弱い共同関係を持つ。 しかし、教会の介入で人間側の体制は崩れ、魔物たちは逃げ去るという流れです。
教:まぁ、教会は魔物を敵対視することで成り立っているからの。
R:クライマックスは、人間の赤ん坊を託された月光蝶の群れが、光る翼をはためかせ森から一斉に飛び立つという。
ル:綺麗だけど、逃げてばっかりだ。
教:逃げる先があるならば、それが正解だ。 まず生き延びることを考えねばな。

ル:では次回作、まず『???物語』の『いそぎんちゃく』

  『いそぎんちゃく』それは物の怪。
  『いそぎんちゃく』それは恐怖。
  『いそぎんちゃく』それを見てははならない。
   もし『いそぎんちゃく』目にしてしまったら……決して目を逸らしてはいけない。

教:ふむ、そしてこれは……例の悪魔っ子か?

 『蜘蛛の女王』の遺産は一つではなかった。 もう一つの恐怖の種、『赤い悪魔』が忍び寄る。

 「ミレーヌ、これはいったい何なの?」
 「それには……悪魔が封じられているのですよ、エミさん」

 目を覚ました悪魔が、淫らな恐怖を増殖させる。

 「せ、生徒会長!? これはいったい?」
 「これは夢、これは幻……クフフ……何モコワガルコトハナイ……ワタシト、気持チイイコトシマショウ……」

 一方でクリマススの騒ぎのつけが、エミの身近に迫る。

 「彼女は……人を殺したことがあると」
 「そいつは穏やかじゃねぇな」

 拡大していく騒ぎの中、主役にどこに!?

 「ごほごほ……スーちゃんいつもすまないねぇ」
 ”ソレハイワナイ ヤクソクデショ”

 そして、スライムタンズに降りかかる無理難題。

 ピー、ピピッ?
 「え? 今度の芸は黒くて、踏み台にされる奴かって? まぁ、運動性に優れた植物なら何でもいいわ」
 ピー!!!!
 「そんなものあるかって? 自分で考えなさい!!」

 恐るべき敵の正体に、エミは覚悟を決める。
 
 「向こうは生徒会長でこっちはクラスの書記。 格が違うわね」
 「何の関係があるのよ!!」

 サキュバス化した女子高校生の群れを向こうに回し、エミと麻美とスライムタンズが決戦を挑む。
 次々回『都合によりミスティは病欠です(仮題)』、乞う、ご期待!
 

<2010/10/17>


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